2018年11月25日（日） お伊勢さん125社、今年訪れていない摂社・末社（鴨・小俣・小社）巡り （車、徒歩）
2010年１月２日に突然に思い立ってお伊勢さん１２５社まいりを始めてからすでに9年が経過しようとしている。
【参考】
- 今年の初詣が125社まいりの始まり 2010年01月02日
今年の記録を振り返り、カテゴリーとして登録されていない125宮社を調べた。
すると遙拝しかできない社（外宮の上御井神社、御酒殿神、内宮の興玉神ほか）を除き
「倭姫宮、下御井神社、高河原神社、狭田国生神社」および
「鴨神社、小俣神社、小社神社」がカテゴリーとして登録されていなかった。
しかし、前者は訪れたことがあるにもかかわらずカテゴリー登録を忘れていたグループで、後者は実際に訪れていないグループだった。つまり鴨神社および小俣神社、小社神社の3社にはお参りできていなかった。
2018年もお伊勢さん125社のすべてへのお参りを達成するために、午前中に小俣神社、鴨神社、小社神社の順でお参りすることにした。
まずは宮川の左岸、宮川橋の下流側にある宮川親水公園に車を駐めると歩いて小俣神社を目指した。今日は汁谷川の右岸を歩いて少し遠回りした。宮古橋の下流側に架かる中洲橋を渡ると
汁谷川、南部自動車学校付近
いつも気になる木製の柱を見上げてから
中小俣公民館付近（伊勢市小俣町元町）
こちらの庚申さんにお参りした。その隣には中小俣六地蔵石幢が立っている。ここは中小俣公民館の敷地。
中小俣六地蔵石幢ほか（伊勢市小俣町元町）
中小俣公民館を後にすると西光寺の前を通り、
西光寺付近（伊勢市小俣町元町）
【小俣神社】
小俣神社（豊受大神宮 摂社）を訪れた。
小俣神社（豊受大神宮 摂社）
昨年の初めには御造替に際し、かなり頻繁に訪問したので足が遠のいてしまったのだろうか。
小俣神社（豊受大神宮 摂社）
【参考】
- 旧殿舎が姿を消していた小俣神社（豊受大神宮 摂社） 2017年03月10日
久しぶりのお参り。
小俣神社（豊受大神宮 摂社）
なお、小俣神社と地元の八柱神社の境内地は隣接していて、小俣神社の前から八柱神社の本殿がこのように望める。
小俣神社（豊受大神宮 摂社）の隣には八柱神社の本殿
八柱神社にもお参りするため、小俣神社を後にするとこちらの鳥居をくぐった。
八柱神社（伊勢市小俣町元町）
拝殿の先には先ほど見かけた本殿が建っている。
八柱神社（伊勢市小俣町元町）
こちらの八柱神社はいつも静寂を保っているが、2月11日だけは官舎神社の神宝御頭舞が巡回してくるため多くの人で賑わう。
【参考】
- 八柱神社での官舎神社神宝神事（伊勢市小俣町元町） 2017年02月11日
続いては鴨神社を訪れるため玉城町へ移動した。鴨神社への最短ルートは的山公園の下にある的山駐車場に車を駐めればいいのだが、正式な（道標が建てられている）参道を歩きたかったのと少し長い距離を歩きたかったので、鴨神社からはかなり離れた場所にある的山公園第2駐車場に車を駐めた。
的山公園 第2駐車場（度会郡玉城町山神）
駐車場を後にすると
的山公園 第2駐車場を出発（度会郡玉城町山神）
途中で右折してこの電柱を見上げた。その後、道なりに進むと
NTTの識別標「山神分5 左3」
この場所にたどり着く。庚申祠と常夜燈を背にして
常夜燈付近（度会郡玉城町山神）
南の方へ進むと左手に山神公民館が現れるので
常夜燈付近から鴨神社参道入口へ（度会郡玉城町山神）
さらに道なりに進む。
常夜燈付近から鴨神社参道入口へ（度会郡玉城町山神）
しばらくすると竹林の入口にたどり着く。
鴨神社参道入口（度会郡玉城町山神）
ここは林道でもあり、参道でもある。入口の右側には次の道標が建っている。
「左 皇大神宮摂社 鴨神社 参道、右 山田寺 参道」の道標
道標に従って竹林の奥へと進む。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
道なりに進むと右側の視界が開けると
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
ほどなくこちらのトンネルで伊勢自動車道をくぐる。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
トンネルを抜けると左方向へ。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
分岐が現れるがこちらの道標を確認して左へ。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
しばらく進むと参道（山道）が整備されていた。どうやら道が崩れたために整備されたようだ。しかし、一部はさらに崩れていた。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
道幅が広くなったその仕掛けは
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
このようなものだった。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
2基目の道標を過ぎると坂道の傾斜がキツくなり、一気に駆け上ると水平道と合流する。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
合流した場所にはトラロープが残されていた。先ほどの崩れた場所の復旧工事中に通行止めだったことが想像できる。
鴨神社（皇大神宮 摂社）参道
水平道をさらに進むとこちらの道標にたどり着く。帰りは「的山駐車場」方向へと下る。
「的山駐車場」「山神」「鴨神社」の道標
この後は緩やかな坂道を進むとこんな場所にたどり着く。的山駐車場から的山公園へは直登のようなコンクリート舗装路が続いていて、この水平道はそのコンクリート舗装路へ合流する。
鴨神社付近から的山公園への坂道へと続く水平道
そして、この案内板を過ぎる（時間がなかったのえ氷室洞くつへは立ち寄れなかった）と
氷室洞くつの案内板（鴨神社付近）
右手に鴨神社が現れる。
【鴨神社（皇大神宮 摂社）】
鴨神社（皇大神宮 摂社）
鴨神社は、前回の第61回神宮式年遷宮で御造替により2003年11月13日に御遷座が斎行された。先例を引き継いだとすると2023年に大修繕となるのだろうか？
鴨神社（皇大神宮 摂社）
美しい苔にも見惚れならも
鴨神社（皇大神宮 摂社）
鴨神社を後にした。こちらの参道を背にして山道を下ると
鴨神社（皇大神宮 摂社）
先ほどの道標にたどり着くので、的山駐車場方向へさらに下った。
分岐道標から的山駐車場への山道
分岐道標から的山駐車場への山道
この案内板に逆行すると
分岐道標から的山駐車場への山道
ほどなく的山駐車場にたどり着く。
分岐道標から的山駐車場への山道
彼らが鮮やかに輝いていた。
的山駐車場付近（度会郡玉城町山神）
駐車場を後にすると勢和多気42トンネルで伊勢自動車道をくぐった。
伊勢自動車道と交差する勢和多気42トンネル（度会郡玉城町山神）
すると以前にも目にしたこの折りたたみ椅子と対面。
伊勢自動車道と交差する勢和多気42トンネルにて（度会郡玉城町山神）
以前にも紹介したように、座面の裏側には
毎日使用して
おります
待って行かないで
下さい お願いします
と記されている。「待」は「持」だろう。
そんなことよりこの椅子は使用されていないような雰囲気、使っていた（いる）方はご健在だろうか？
振り向いて鴨神社方向を遠望してから駐車場へ戻ると最後の訪問地である小社神社を目指した。
鴨神社（皇大神宮 摂社）方向の遠望
【小社神社（皇大神宮 末社）】
小社神社の社叢も道幅の狭い道で囲われている。こんな感じで社叢を望める場所に車を駐めると歩いた。
小社神社（皇大神宮 末社）
小社神社も小俣神社と同様、昨年に御造替による御遷座を終えた。
【参考】
- 新嘗祭・園相巡回の朝、御遷座を終え古殿が姿を消した小社神社（皇大神宮 末社） 2017年11月25日
小社神社（皇大神宮 末社）
参道を進むと周囲の畑からだろう、肥料の強い臭いが漂っていた。
小社神社（皇大神宮 末社）
小社神社（皇大神宮 末社）
急いでお参りを終えると
小社神社（皇大神宮 末社）
早々に退散してしまった。
小社神社（皇大神宮 末社）
小社神社（皇大神宮 末社）
以上で、今年もなんとかお伊勢さん125宮社をすべて巡ったことになった。来年はどうなることやら。
