2018年01月14日(日) 宮川浅間堤のお稲荷さんは宮川茜稲荷・・、そして・・ (車、徒歩)
上社にて御頭神事を体感した後、近くにある宮川浅間堤へ移動した。
浅間堤には
松井孫右衛門人柱堤の石標が建ち、祠がまつられている。(お参り)
ところが今回の目的はその先にあった。浅間堤をさらに先へ進むと左側には手水石が置かれ、さらに先には朱色の鳥居と祠が待ってくれている。
鳥居の前まで近づくと
まずはお参り。こちらのお稲荷さんは名前知らずだったが、祠の中を望むと
こんな由緒書きを見つけた。
宮川茜稲荷・・ (※稲荷の下の文字は不明)
昔、むかし私たちの先祖さまが、宮川を往き来する舟人の安全を願って稲荷さんを信仰しました。それは外宮の茜さんの分身でありました。長年月、荒廃させたのを悔い、心ある人たちが茜稲荷として再建をいたしました。
平成十五年四月吉日
さらに祠の手前右側には二俣辻久留商店会による「寒中御見舞」札のみが貼られていた。
【参考】
- 早くも各社で見かけた二俣辻久留商店会による「寒中御見舞」札 2018年01月07日
また、宮川の河川敷には昨秋の台風21号による多数の残骸が残されていて、浅間堤の周囲もその例に漏れない。この堤があったからこそ、宮川茜稲荷の祠はこの場所に今も建ち続けているのだろうか?
浅間堤の他にも度会橋の下流側には今も残された堤がある。普段は気にならない存在かもしれないが気にすればとても興味深い存在である。
【参考】
- 宮川堤付近、度会橋(宮川)下流の堤跡? 2011年08月16日