2018年11月23日(祝・金) 鳥羽市民の森公園から伊射波神社までのぶらり (車、徒歩)
11月23日には多くの神社で例大祭等の祭典が斎行され、鳥羽市安楽島町に鎮座する伊射波神社では例大祭に際して大漁を祈願する御魚取り神事が斎行される。昨年に体感した豪快なふるまいに魅了されたので今年をそれを体感するために伊射波神社を目指した。
伊射波神社は加布良古崎にあり、参道の入口からは祭典に関連するクルマ以外は進入できない。クルマを駐車するとすればかもめバスの折り返し地点である安楽島バスのりばがある安楽島舞台、またはその先にある市営安楽島海水浴場付近のみである。本祭典は人気となっているようなので駐車場がいっぱいになる可能性があり、私は鳥羽市民の森公園から歩くことにした。
そのため、この記事のタイトルを「鳥羽市民の森公園から伊射波神社までのぶらり」とした。
鳥羽市民の森公園にて彼らへの挨拶を終えると
鳥羽市立図書館前を後にした。
鳥羽中央公園へ入ると相撲場を眺めてから
水泳プールの脇を過ぎ
体育館を後にした。
鳥羽中央公園を出るとかもめバスの運行ルートにある道路を歩き始めた。
橋の詰バスのりばを過ぎて
しばらくするとバスに追い越された。
安楽島小学校バスのりばを過ぎると
道の両側に民家が建ち並び、道幅が狭くなる。
伊射波神社(加布良古さん)へ向かう私はその途中で「加布良古製缶」なる看板を見つけた。
道なりに進むと右手に大潟バスのりばがあり、
左側にはこの案内板が立っている。道なりに直進すれば、市営安楽島海水浴場、伊射波神社へたどり着く。
案内板から数十mも進めば海が目に入る。ここも道なり(あえて言えば左方向)に進むと
右側には安楽島漁港が広がり
楽島漁港前バスのりばがある。
バスのりばを過ぎたあたりで女性から声を掛けられた。「伊射波神社へ行かれますか?」「これを届けていただけますか?」その声の主は安楽島フードセンターの方。本日の祭典でのふるまいのために紙袋いっぱいのお菓子を届けたいとのことだった。
私は断る理由もなかったため、瞬時にメッセンジャーへと早変わりした。
ほどなく安楽島バスのりばにたどり着いた。
しかし、自宅を出るのが少し遅くなってしまったため、ここで9時35分。あと25分あれば伊射波神社へたどり着けるだろうが、安楽島舞台の裏山に鎮座する満留山神社にお参りする時間はなかった。
急ぎ足になりながら先へ進むとここが伊射波神社の参道入口で、市営安楽島海水浴場付近である。ここからは誰もが徒歩となる。
一本道なので迷うこと無くただただ先へ進んだ。
ここは歩道だけは舗装路ではなく地道でショートカットできる。
初めて訪れる人でも適当な距離に配置された道標により不安になることは無いだろう。
最後の坂道を下ると加布良古崎とともに深い青色の海が目に入った。
オブジェのような木と石が置かれているが寄り道する余裕は無い。
海に面した鳥居の下に立つと
こちらのお楽しみは後にとっておくこととして
とにかく鳥居をくぐった。
汗ばみながら急な階段、坂道を登ると
山の上の鳥居にたどり着く。ここからは水平な参道となるあと一息だ。
なんとか祭典が開始される直前に到着することができた。
祭典の内容については別の記事で紹介することとする。
ここまででやり残したことがあったので、帰り道の記録も追記しておこう。
祭典が終わると豪華な直会?(ふるまい)を体感してから伊射波神社を後にした。
参道を戻ると
行きにくぐった山の上の鳥居をくぐり返した。
行きには余裕がなくて撮れなかった石畳をパチリ。
階段を下った所で海に面した鳥居である証明写真を撮った。
多少の風はあるものの
とても暖かい。美しさを愛で、
素晴らしい幸を生み出す豊かさに感謝した。
少し離れた場所から先ほどの鳥居をパチリ。
鳥居まで戻ると穿孔貝の地道さに魅入った。
これなどは貫通している。
伊射波神社を後にすると来た道を戻り、安楽島フードセンターにてお届け物を無事に手渡したことを報告すると漁港に立ち寄った。
このクレーンの下には数え切れないほどの牡蠣が・・・。
漁港も後にしてさらに戻ると安楽島小学校バスのりばでバスとすれ違った。振り向いてのパチリ。
行きには見落としていた細田バスのりばを過ぎるればあと一息。
中央公園の敷地の縁に植えられている倭橘を眺めながら歩道を進むと
途中で公園に入った。今は午後1時、朝の賑わいは消えていた。お昼休みだろう。
私は帰途に着くと予定通り午後2時までに帰宅することができた。