2018年08月04日(土) デジタルアーカイブへの登録のために訪れた朝熊岳道の道標(いそべ道とあさま道の分岐) (車、徒歩)
デジタル情報記録管理協会(DIRA)のデジタル情報記録技術者講習等を受講し、
【参考】
- 「デジタル情報記録技術者」講座(デジタル情報記録管理協会)@京都教育文化センター 2017年07月01日
- 「デジタル情報記録技術者(実習)」講座(デジタル情報記録管理協会)@ハートピア京都 2017年09月10日
デジタルアーカイブ用のデータベースをお借りする機会を得た。
一枚目の画像は登録したのだが、その後がなかなか進まない状態にある。朝熊山(朝熊ヶ岳)への参詣道である宇治岳道および朝熊岳道、五知道(磯部岳道)に建てられた町石の画像を登録しようと作業しはじめたのだが・・・
かつて、撮影した朝熊岳道の道標の写真は表面に彫られた文字が読めない程の悪い状態だったため、気分的に乗らなかったのも一因としてあったのだろう。
本日、内宮を訪れたのでその写真を撮り直すことにした。その道標が建てられているのは朝熊(あさま)道と磯部(いそべ)道の分岐付近だ。この分岐から続く磯部道が現在どういう状況にあるのかは不明であるが、朝熊道は宇治岳道として現在でも登山道として利用されている。
神宮司廳付近に建つこの道標が
「いそべ・あさま道」と指し示す坂道を進むと
車両の入場を制限するゲートがあるが
その脇には踏み跡があり、歩行者なら自由に行き来できる。その踏み跡を上から踏むようにゲートを過ぎると
石積みの先、程なく
こちらの道標が現れる。
私の身長をゆうに越えるほどの道標の表面には次のように刻されている。
寛永三丙刀年
朝熊岳道
ニ月吉日
この道標を背にすると道の反対側には、フェンスの奥に別の道標が建てられていた。
その標目には
「左 伊雜宮樣・・、右 外宮樣・・」などと刻されていた。