2021年07月24日(土) 五十鈴川の河口、右岸の起点0.0kmまでの朝ぶらり (徒歩)
本日は五十鈴川の河口、右岸の起点0.0kmを目指し、朝のぶらり。
竹ケ鼻町を抜け
船倉排水機場付近から勢田川に架かる一色大橋を遠望してから
勢田川橋で勢田川を渡った。
通町で国道23号からこちらの階段を下ると
目の前に鎮座する栄通神社にお参り。
神社付近の水路に沿って進むと左手にひまわり畑があった。説明板には「ミニひまわり」「プロカットプラム」「プロカットレッド」「ロシア」4種類の名前が記されていた。
こちらは?
さらに進むと以前の舗装された中堤へ。
しばらく歩くとこちらで国道42号と合流する。
国道を汐合大橋方向へ進むと、左方向には大湊町にある造船所の巨大クレーンが望める。
さらには、一昨日に眺めた大切戸の月の輪堤を別方向からのパチリ。
【参考】
- 御塩道ウォークのために、堅田神社(皇大神宮 摂社)までの朝のぶらり 2021年07月22日
汐合大橋にて五十鈴川を渡ると右岸堤防道路を河口方向へ歩いた。
御塩浜には五十鈴川の流れが引き込まれていたが、
誰もおらず、今日も沼井は形作られていなかった。
さらに下流方向へ進むと対岸には、一昨日に訪れた戸部の神が・・・
さらに、ここ2.2km地点から0.0km地点を目指す。
「午前中に帰る」と言って家をでたものの、周囲に気を取られながら寄り道を繰り返す。
変わった形状の建物。屋根から2本の煙突が立ち、明り取りのためだろうか屋根の一部が凸になっている。
さらに河口へと進むと住所が二見町西から
今一色へと変化する。この先は川沿いを歩けなかったので
一度、堤防道路へ戻った。
次の漁港付近では、対岸に下野町が望める。
突堤の付け根には、さきほど気になる形状の建物の前に置かれていた道具と同じものが置かれていた。これは何に使われる?
とりあえず、突堤の途中まで進むと
振り返ってのパチリ、どうも、2回は延長されているようだ。
「西浜」とは「西の浜?」なんて考えながら歩を進めると
こちらの奥に赤い鳥居。後でお参りすることとし
まずは、バス停を確認した。
ここは「今一色」、バスの行く先は土路(Doro)で2時間に1本だった。
バス停を後にするとさきほど見かけた朱の鳥居へ。ここは以前にお参りしたことがあった御手形弁財天だった。
お参りを終えると裏側の鳥居をくぐった。
鳥居の脇に立つ電柱には、電柱番号板[高城支13 左1左4]。ここは「高城」だ。
漁港へと続く道路の脇に
こちらの階段を見つけたので、こちらを下ってから振り返ってのパチリ。
ここからは、行きに遠望した一色大橋を逆方向から遠望できた。このビューは初めてだ。
堤防の下に積まれた石の上を河口方向へ進むと
こちらの階段が現れたが、扉が閉じられていたので、先に見える階段を目指すことにした。
さらに進むと
排水路があり、とび越えることはできなかった。ところが、堤防の壁面下部にあるフラップ上部には20cmほどの出っ張りがあったので、壁にへばりつきながらその上を移動した。
何とか排水路を越えることはできたが、その先はこの様な状況だったので堤防下を先行することはできなかった。
仕方なく、こちらへ扉への階段を上ると、閉じられている扉を飛び越えた。振り返ってからのパチリ。近くに人がいたから驚いたことだろう。この扉の向こう側から突然に人が飛び上がって来たのだから!
ここからは堤防道路なので、とにかく0.0kmを目指すのみ。
堤防には多数の網が掛けられていた。
これは「のり」用の網だろうか?
【参考】 今一色の漁師さんへのインタビュー記事
その傍らでは、賢いカラスが貝の身をくちばしに咥えていた。
上空より貝殻を落下させると、足とくちばしを器用に使って割れた貝殻から身だけをついばんだ。私の目の前で繰り広げられたが、一瞬のように感じられた。その残骸がこちら。
堤防道路をさらに進むと
目標地点まで0.2km。
こちらが本日の目標地点
0.0km地点だった。
ここが五十鈴川の出入口だった。
先の記事でも紹介したように、今一色海岸のこの付近は高城浜や長官浜とよばれ、9月13日には外宮の長官(一禰宜)を筆頭に禰宜らが浜出と称して祓い清めのために訪れていた。
【参考】
- 先日地元の方が結婚式を挙げた高城神社で長官浜を知る(伊勢市二見町今一色) 2017年07月22日
神都名勝誌 巻三には「濱出之図」が掲載されているのだが、著作権の関係で引用できないため、
別の資料を紹介しておこう。
「濱出」を想像しながらの、パチリ、パチリ・・
今一色海岸を後にすると「今一色漁協のり□苗施設」
その脇は例の道具が・・・。これは「のり」用の網を巻き上げて「のり」を採るための道具だろう。
するとこれらの建物は、「のり」の加工所だろうか。
そんなことを考えながら、漁港の前を戻ると一隻の船だけ形状が異なることに気づいた。船尾に網が付いている。
さらに戻ると、御塩浜からは水が引き、このような状態になっていた。
なお、御塩浜の小屋付近には、2名の男性が椅子に座っていた。
そろそろ、採鹹作業が開始されるのだろうか?
この後は、急ぎ足で帰路へ。
何とか予定通り、12時前までに帰宅することができた。