2019年02月09日(土) 高向御頭神事 髙向大社での祭典・日和見・七起の舞(伊勢市御薗町高向) (車、徒歩)
2月の第二土曜日は御頭神事が集中する。伊勢市なら高向、東大淀、村松、度会町の棚橋・・・である。
今年は、高向共盛団のFacebookページの記事で「追い込み小屋」の設営を知り訪れたこともあり、久しぶりに高向の御頭神事を体感することにした。
【参考】
- 高向御頭神事のための高向共盛団による「追い込み小屋」の準備(伊勢市御薗町高向) 2019年01月27日
ただし、午後には河邊七種神社社務所で古文書の会に参加するため、まずは午前中に斎行される高向大社での祭典と七起の舞奉納を拝観することにした。
その詳細については過去に記事にて動画を交えて紹介しているので、ここでは今年の流れを写真にて紹介するにとどめた。(詳細については各項目で記した過去のリンクをご参考に)
御頭神事は一日だけではなく年間を通しての一連の神事、行事で成り立っているが、
【参考】
本日がクライマックスとなる。
【御頭の衣装着付け】
祭典の開始が8時だったので、少し早めに訪れたところ、御頭の衣装着付けが終盤を迎えていた。
定刻となるまで、近くのコドノ社をお参りしたり、参道をウロウロしていると祷屋宅で天狗面を付けて口取(くっとり)の舞を舞う子どもたちに姿を見つけた。
本殿前へ戻ると大社(カミ)さんおよび鏑(カブラ)さんの御頭が衣装を整えて祭典の開始を待っていた。
【例大祭 祭典】
定刻となると社務所前にて手水を受けた宮司ほかの奉仕員が祓所まで参進し、修祓を受けた後、
本殿前へ進んだ。
祭典は宮司一拝、開扉、
献饌・・・と例大祭の次第で進められた。
祭典が終了すると続いては日和見が執り行われた。
【日和見】
日和見はその日の天候を占うために行われ
松明に先導された御頭が
参道入口にある不浄除石の周囲を
半時計回りに辿ると
拝殿まで戻る。
続いて、大社(カミ)さん、鏑社(カブラ)さんの順で七起の舞が奉納された。(詳細は次のリンクをご参照に)
【参考】
- 御頭神事(高向大社)- 七起こし舞奉納(2015) 2015年02月14日
【七起の舞、大社(カミ)さん】
【大社と鏑社の交代】
大社の七起の舞奉納を終えると鏑社の太鼓と交代した。
手水舎の裏手では暖をとる足先が・・・。
【七起の舞、鏑社(カブラ)さん】
しばらくすると鏑社の七起の舞が奉納された。
終盤も近づくなか、私はタイムリミットとなり、高向大社を後にした。