修繕工事の準備が始められた田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社)

2020年11月07日(土) 修繕工事の準備が始められた田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社) (車、徒歩)

久具都比賣神社からの帰り道、本年度最後に修繕が計画されている田上大水神社・田上大水御前神社に立ち寄った。

【参考】

田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

 

制札(定書)を左に見ながら石階を進むと

田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

 

左側に違和感をおぼえた。そこにはすでに見慣れた板塀。仮設トイレが設置されていたのだった。

修繕工事の準備が始められた田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

修繕工事の準備が始められた田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

 

ついにこちらでも修繕工事が開始されるのか?

田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社)

田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社)

 

ところで、どのような手順で修繕が進められるのか? こちらは一重の玉垣内に田上大水神社および田上大水御前神社の正殿がそれぞれ南向き、東向きに隣り合うように配置されている。

田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社)

田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社)

 

千木が交差するのではないかと思える程に近接しているのだ。

田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社)

田上大水神社・田上大水御前神社(ともに豊受大神宮 摂社)

 

なお、過去の記録より各社の遷座についてまとめると次のようになる。

前々回(第60回)神宮式年遷宮の際(修繕)

田上大水神社
 仮殿遷座 1979年09月07日
 御還座  1979年09月20日
田上大水御前神社
 仮殿遷座 1979年09月20日
 御還座  1979年10月03日
前回(第61回)神宮式年遷宮の際(造替)

田上大水神社・田上大水御前神社 ともに
 仮殿遷座 1999年09月10日
 御遷座  1999年11月09日

【参考】

 

これによると1979年は修繕で、田上大水神社および田上大水御前神社は交互に仮殿になっていたと思われる。ただし、1999年の造替では同時に仮殿遷座、御遷座が斎行されていることより別途仮殿が設営されたと思われる。

今回は修繕だから1979年のパターンとなるのか、それとも前例を引き継ぎ1999年のパターンとなるのか? いくつかの点で興味深い。

仮殿が設営されるのか?

設営されるとすれば、この場所だろう。

修繕工事の準備が始められた田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

修繕工事の準備が始められた田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

 

もし、仮殿が設営されない場合、簀屋根どのように掛けられるか? 玉垣はどのタイミングで・・・ など初めてのことだらけ。

田上大水神社・田上大水御前神社の修繕工事から目が離せなくなる。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です