2018年10月08日(祝・月) 伊勢のお稲荷さん調査(伊勢図書館と・・・) (徒歩)
最近は「伊勢のお稲荷さん」と題して、Google マップに市内で見かけるお稲荷さんの位置をプロットしている。
伊勢市史第8巻-民俗編では、第三章 信仰と生活、第三節 民間信仰の神仏と諸堂、三 稲荷信仰において酒徳 潮「伊勢市内の稲荷社 – 山田・宇治地域を中心に -」より引用されている。
小祠拾(小祠比呂比)や杉落葉、浦口町々史については入手したが、伊勢市内の稲荷社だけは見つけあぐねていた。
本日、借りた本を返却するために伊勢図書館を訪れた。2階の受付で「伊勢市内の稲荷社 – 山田・宇治地域を中心に – 酒徳 潮」について尋ねると30秒もせずに回答があった。
これらは「伊勢 郷土史草」に掲載されている。と、第二十八号と第二十九号とで
(上)・(下)の記事にに分かれていた。
はやり餅は餅屋だ!
この資料の在り処が分かり、さらに入手できたことに気を良くした私は、未だプロットしていなかった。次の二社を巡りながら家路を急いだ。
最初に訪れたのは、伊勢図書館の目の前にある等観寺。
松の門をくぐり山門へたどり着くとその手前左手には祠が有り、
「稲荷大明神」の扁額が掲げられていた。
ただし、祠の前には眷属もおらず、質素な雰囲気だ。
続いて訪れたのは伊勢市大世古にまつられている浅間神社である。
こちらの境内にもお稲荷さんがまつられている。
ただし、両社ともに社号がわからない。借りた資料等を紐解いてみよう。