2020年03月07日(土) 御塩護送は御塩橋を渡って外宮へ (車、徒歩)
御塩殿神社の御塩殿では3月4日より御塩焼固が開始された。
【参考】
- 御塩焼固が始まる朝、御塩殿神社(皇大神宮 所管社) 2020年03月04日
御塩焼固の期間は5日間であるが、4日目と期間を終えた6日目の朝には奉製された御塩(堅塩)が外宮へと運ばれる。かつては御塩を納めた辛櫃を担ぎ歩いて運ばれたが、今は軽トラックで護送される。護送の手段は変化しても御塩がたどるルートは変わらないと聞く。そのルートは御塩道。
【参考】
- 御塩道ウォーク 2019 2019年06月02日
御塩道の目的地は外宮(斎館?)であるが、最後に御塩橋を渡ると聞く。
【参考】
- 御塩護送で最後に渡る御塩橋(外宮) 2019年10月13日
- 外宮の御塩橋と御塩殿神社での御塩焼固 2017年10月07月
しかし、私は御塩(堅塩)が御塩橋を渡る姿を目にしたことがない。
【御塩殿神社にて】
本日は4日目、8時50分頃に御塩殿神社を訪れると鳥居の向かいには
すでに御塩護送のための軽トラックが停まっていた。
参道を進むとまさに・・・
3日間で奉製された60個の御塩(堅塩)が辛櫃にて御塩殿から運び出された。
御塩殿前の鳥居をくぐると
参道を進んだ。
本日、御塩殿神社に詰める神職に見守られるなか
軽トラックに載せられると
御塩焼固を奉仕する喜多井さんにも見送られながら・・・
【御塩橋付近(外宮)にて】
私は御塩道は通らず、先行して外宮を訪れた。御塩橋(かつては近づけたが、今はこれより立入禁止のために近づけない)付近にて待機していると
こちらではなく、
こちらの入口から辛櫃を載せた軽トラックがやってきた。
そして御塩橋へと・・・
橋の上で停車すると
鉄の扉が開かれた。御塩(堅塩)は御塩橋を渡っていた。
やはり御塩橋はかつてと変わらずに使用されている。
納得の一瞬だった。