The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)#2

2018年03月31日(土) The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)#2 (徒歩)

本日のウォーキングでは桜めぐりも楽しみだが、第一の目的は「The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展」を観覧するために伊勢和紙ギャラリーを再訪することだった。

本作品展には初日にも訪れたがギャラリートークが開催されたこともあり多数の人で溢れていた。そのため落ち着いて観覧することができず改めて訪れようと思っていた。

【参考】

 

やっとその機会ができたので・・・

大豐和紙工業株式会社の敷地にてミツマタやオオシマザクラを愛で、三輪神社のお参りしてから伊勢和紙ギャラリーへ向かった。

伊勢和紙ギャラリー(大豐和紙工業株式会社)

伊勢和紙ギャラリー(大豐和紙工業株式会社)

 

すると、この板塀に作品展のポスターが貼られていた。いつもならこのようにポスターが貼られているのに、初日に訪れた際には何も貼られておらず違和感を感じたことを思い出した。今日は安心して玄関へ・・・。

前回は満員状態でこちらの玄関に靴を並べるスペースがないほどだったが、本日は朝が早いからだろうか? 独占状態にて観覧することができた。

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

 

 

【The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展】

そのため、じっくりと何度も何度も、近づいたりと遠ざかったりと・・・・

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

 

作品タイトル「The Land and the People」のように、ここにはカンボジアに住む人々が生き生きと写し出され、

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

 

まさに対面しているのでは? 思ってしまうほどだった。

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

 

カンボジアの人々はポルポト政権の圧政により長い内戦に苦しめらたにもかかわらず、ここに映しだされる彼らは溢れるような笑顔をたたえている。苦しみから解放されつつあった彼らが持つ本来の優しさをペルナッカ スダカランさんの優しさが包み込んで生み出された笑顔なのだろうか。彼らは余りにも自然でカメラなど意識していないように思えた。

 

また、こちらの展示は石像と少女の写真が交互にレイアウトされている。

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

 

本展示のため、写真のセレクトやプリントに携わった本多ひさ さんから「石像と少女のしぐさや表情があまりにも酷似していたため、最終的にこのレイアウトになった。」と前回の訪問時に説明を受けたことを思いだしながら何度も何度も見比べてしまった。

 

今回は他に観覧者も現れず、この素晴らしい空間を最後まで独占状態だった。

じっくりと観覧した本作品展で私がもっとも印象に残った作品はこちら。托鉢を大切に抱える僧の右手人差し指に惹き付けられた。

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

 

また、和紙とのコラボレーションとしてはこの作品が印象的だった。食としての生を運ぶバイクを和紙が優しく包み込んでいた。とくに和紙の左右のふわふわ感が。

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

The Land and the People ペルナッカ スダカラン作品展(伊勢和紙ギャラリー)

 

【新製品企画展『眺望』富士と湖畔】

続いては新製品企画展としてサブギャラリーで展開されていた『眺望』富士と湖畔を観覧した。

新製品の和紙に印刷された素晴らし作品、和紙の滑面と粗面とを使い分けていたが、四季を表す四枚の写真のうち、一枚だけが異なる面を使用していた理由を知りたかった。(なぜだろう? その意図がわからなかった私は残念な人なんだろうか。)

新製品企画展『眺望』富士と湖畔(伊勢和紙ギャラリー)

新製品企画展『眺望』富士と湖畔(伊勢和紙ギャラリー)

 

用紙により異なる表情を比較できる展示が展開されている。

新製品企画展『眺望』富士と湖畔(伊勢和紙ギャラリー)

新製品企画展『眺望』富士と湖畔(伊勢和紙ギャラリー)

 

私は全てに満足し、伊勢和紙ギャラリーを後にした。

次回も楽しみだ。

 

最後に、私が体感した過去の記録はこちら。

【伊勢和紙ギャラリーにて以前に体感した企画展ほか】

など・・・

 

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