2021年07月15日(木) <御塩道 唐櫃受台]が設置されていた橘神社(伊勢市黒瀬町) (車、徒歩)
今年もしばらくしたら御塩道を歩こうと思っていた。
【参考】
- 御塩道ウォーク 2020 2020年08月01日
このリンクでも紹介しているように、御塩道とは御塩殿神社の御塩殿で焼き固められた堅塩(御塩)を、御塩殿神社から外宮まで運ぶ道である。三角錐の土器で焼かれた堅塩は、辛櫃に詰められると、軽トラックで運ばれる。かつては役夫に担がれた。
御塩殿神社から外宮までの8kmほどの行程の途中で、役夫が肩から辛櫃を下ろせるには、橘神社だけだったと聞く。
昨日、友人がFacebookに、とても気になる写真をアップしていた。
それを求め、早速に橘神社を訪れたのだった。
その正体がこちら。
立て札には「御塩道 唐櫃受台」と書かれていた。
これは、外宮にぎわい会議が主催する「御塩道を歩く」行事のためだろうか?
【参考】
- 第16回 御塩道を歩く(外宮にぎわい会議 主催)、二軒茶屋餅〜外宮 2015年07月26日
前回、橘神社を訪れたのは今年の1月だった。この受台はあれから半年の間に設置されたことになる。
【参考】
- 「寒中御見舞」札を確認しながらの【キタヰ講】による寒参り#3 2021年01月31日
【注意】
なお、図解 伊勢神宮にも記されているように、神宮では「からひつ」を「辛櫃」と表記する。
しかし、こちらの立て札では「唐櫃」と記されていたので、本記事のタイトル等では「唐櫃」と表記した。