2018年05月04日(金) 神御衣の奉織(神服織機殿神社、神麻続機殿神社の八尋殿) (車、徒歩)
皇大神宮(内宮)およびその第一別宮である荒祭宮では5月14日および10月14日の年二回、神御衣(かんみそ、または、おんぞ)と称する和妙(にぎたえ、絹)および荒妙(あらた え、麻)などを奉る神御衣祭が斎行される。自給自足を旨とする神宮では和妙や荒妙も自前で作っていて、これらの奉織作業はお伊勢さん125社に数えられる神服織機殿神社および神麻続機殿神社にある八尋殿にて地元の織子により奉仕される。(和妙は神服織機殿神社、荒妙は神麻続機殿神社にて)
5月1日には両社にて神御衣奉織始祭が斎行され、奉織作業が続けられている。
和妙と荒妙では織機の構造が異なるため奉織作業時に発せられる音が異なる。その様子については動画とともにこちらえ紹介しているいるので、ここでは写真を列挙するのみに留める。
【参考】
- 神御衣奉織作業(神服織機殿神社) 2015年05月02日
- 神御衣奉織作業(神麻続機殿神社) 2015年05月02日
【神服織機殿神社、和妙(絹)の奉織】
神服織機殿神社および末社八所にお参りしてから
奉織作業を拝観した。
こちらでは横糸が巻き取られているのか。
八尋殿の正面へ移動すると御門の脇から
・・・
拝観いや体感を終えると
神服織機殿神社を後にして神麻続機殿神社へ向かった。
その途中で、振り返ってパチ〜〜リ。
さらにパチリ。
神服織機殿神社の近くでは田んぼに大きな穴が掘られていた。何をしているのだろう。
途中で寄り道を繰り返してから田んぼ道を進むと前方右手方向に神麻続機殿神社の社叢が近づいてきた。
社叢がどんどん近づいてくる
社叢の脇から正面へ向かうと
【神麻続機殿神社、荒妙(麻)の奉織】
こちらの参道を進んだ。
いつものように奉織の時期には車止めが外されている。鳥居をくぐると
手水石を確認してから
神麻続機殿神社へ向かった。まず目に入るのは奉織作業が続けられている八尋殿である。
正面の鳥居をくぐると
八尋殿を横目に見ながら
まずは神麻続機殿神社にお参りした後、続いて末社八所にもお参り。
八尋殿から機を織る音が聞こえていなかったので、「どうしたことだろう?」と心配になったが、
切れた糸をつなぎ合わせるために
苦労されている様子だった。
時間が掛かりそうだったため、末社八所などを眺めていた。最後に見上げたのはこちら八尋殿の前に聳え立つ
ナギの木だった。
しばし待機した後、八尋殿を眺めるとどうも変化がなかった。糸をつなぎ合わせるのは大変そうだった。
神麻続機殿神社にて奉織の音を聴くことを諦めると
社叢を後にした。
その後、なども振り返ってのパ〜〜チリ。
ここからのビューは初めてだった。