2018年11月18日(日) ぶらぶらの途中で見かけた宮川用水の説明板とφ1350mmのFRPM管(度会郡玉城町勝田) (車、徒歩)
玉城ふれあい農園付近を歩いていると
こんな説明板が立っていた。「伊勢平野のさらなら飛躍のために 宮川用水」。
宮川用水については今までに何度か記事として紹介したことがある。
宮川用水は、多気郡大台町粟生にある頭首工で宮川より取水され導水路で笠木分水工(多気郡多気町笠木)まで運ばれた後、この分水工から斎宮調整池を経由して伊勢市小木町まで続く1号幹線水路と分水工から直接押野池まで続く2号幹線水路がある。これらの幹線水路からは三重県や宮川用水改良区が建設した水路で各地へと配水される。
【参考】
- 粟生頭首湖の遊覧と頭首工周辺の散策(大台町粟生) 2013年11月23日
- 宮川流域案内人とともに斎宮ほっつき歩き・斎宮調整池玉城町側編 2016年03月13日
- 御船神社(皇大神宮 摂社)の前に広がる宮川用水多気発電所 2017年03月18日
この付近には2号幹線水路が通っているのだろう。 東海農政局 宮川用水第二期農業水利事業所と記され看板の前には
φ1350mmのFRPM管が展示されていた。直径は1m35cm。
この管の説明書きはこちら。
以前は開水路だった用水は安全の確保や用水管理労力の低減を図るために蓋を掛けられたり、このようなパイプラインに置き替えられているそうだ。暗渠化する理由には長い流路での蒸発を避けるためでもあると聞いたことがある。
【参考】