2018年12月01日(土) 再び、企画展「絵図と道中記でたどる志摩への旅展」@志摩市歴史民俗資料館 (車、徒歩)
志摩市歴史民俗資料館では来年の1月30日まで企画展「絵図と道中記でたどる志摩への旅展」が開催されている。
先日に訪れたが
【参考】
- 企画展「絵図と道中記でたどる志摩への旅展」@志摩市歴史民俗資料館 2018年11月10日
急ぎ足であったため、次の疑問を残したままだった。海の博物館から国崎へ移動したのでその疑問を解消しようとこちらまで足を延ばした。
志摩市歴史民俗資料館の
企画展「絵図と道中記でたどる志摩への旅展」コーナーを訪れるとボランティアスタッフの方と話し込んでしまった。話に夢中になっていて訪れた目的を忘れそうになってしまったが、ふと思い出した。
今回訪れた目的は、こちらの掲示にある猿田彦森への行き方を知ること。
あとは撮影禁止となっている最後のコーナー
昭和55年(1980)に故津川三男氏と故井爪伊造氏が描いた「伊勢道路今昔」の地図の上に、「磯部まゐ里 天保5年(1834)5月19日 帰路鳥羽巡り 同往三人(神宮文庫所蔵)」で記された経路に従い名所旧跡等の絵がマッピングされている。
を詳細に眺めることだった。
疑問点等を館長である﨑川由美子さんに尋ねたところ次の情報を得ることができた。
- 猿田彦森は天の岩戸から風穴へ向かう途中を左方向へ進むとあり今も祠がまつられている。
- 神宮文庫所蔵の「磯部まゐ里 」は訳文が志摩のはしりかね(岩田準一著)に附載されている。
- 故津川三男氏と故井爪伊造氏が描いた「伊勢道路今昔」の地図は志摩市歴史民俗資料館所蔵なので事前に申し出れば拝見できる。
会場を巡ると新たに古文書に触れられるコーナーが設置されていた。伊勢参宮名所図絵を手に取って読むことができた。今はデジタルアーカイブで公開されているが、やはり本物は素晴らしい。これも飯田良樹さんのご厚意による。
疑問を解消し、新たな情報を得たことでとても満足しながら帰路についた。
【追記】
今回の訪問で﨑川さんが近々定年退職となることを知った。帰宅後に出会いを振り返りながら・・・(この時に対応していただいた方が﨑川さんだった。)
【参考】
- 志摩市立磯部郷土資料館(再訪) 2011年09月10日
【追記】
- 志摩国一の宮 磯部まいり」を読みたくて借りた本「志摩のはしりかね 岩田準一著」 2018年12月02日