2020年08月25日(火) 御塩焼所での荒塩づくり(御塩焼き)、御塩殿神社(皇大神宮 所管社)2020 (車、徒歩)
今年は梅雨明けが遅く御塩浜での採鹹作業が開始されたのは8月に入ってからだった。さらに、昨年は天候不順により鹹水を採取できなかったため、今年は40樽を目標としたそうだ。
開始の遅れ、採取量の多さ、大変な採鹹作業だが天候は味方してくれた。奉仕者の方は大変だっただろうが、雨の心配も無いほどに猛暑が続いた。
8月3日に開始された採鹹作業が終わったのは中旬だろう。
8月17日はビデオカメラは入り撮影のための作業に見えた。鹹水を詰めた樽はすでに41樽が並べられていた。その後、22日(土)、23日(日)にも御塩浜を訪れたが樽はそのまま置かれた状態だった。
2020年08月17日時点
2020年08月22日時点
2020年08月23日時点
ところが、今朝に御塩浜を訪れたところ
鹹水が詰まった樽は姿を消していた。
出勤前だったので急いで御塩殿神社へ向かうと
御塩汲入所の前には多数の樽が並べられていた。
また、御塩焼所ではすでに火が着けられていた。
ついに御塩づくりが開始されていた。また、炊き上げられた荒塩を詰めるための俵の準備も進めらていた。
出勤すべき時刻が迫ってきたので、夜に再訪することを自分自身に約して御塩殿神社を後にした。特別な光景を背にして・・・
仕事を終えてから再び御塩殿神社へ。
すでに荒塩は2回焚き上げられ、3回目とのことだった。
1時間ほどで仕上がるとのことだったが、4回目の準備のために御塩汲入所に埋められた瓶から鹹水が運び出されていた。
暑いなか熱いなか、御塩焼きは続けられていた。
【参考】 神宮の御塩づくりの流れ はこの記事にリンクあり
- 御塩焼固(御塩殿)2017年03月 2017年03月04日
【参考】 今年の御塩浜での採鹹作業について
- 御塩浜での採鹹作業はいつから始まる?(伊勢市二見町西) 2020年07月21日
- 五十鈴川の塩水で満たされていた御塩浜(伊勢市二見町西) 2020年07月22日
- 採鹹作業が開始された?、御塩浜(伊勢市二見町西) 2020年08月02日
- 御塩浜での採鹹作業(伊勢市二見町西) 2020年08月05日
- しばらく続く? 御塩浜での採鹹作業(伊勢市二見町西) 2020年08月12日
- 猛暑の中でもハイペースで進められる採鹹作業、御塩浜(伊勢市二見町西) 2020年08月15日