2018年10月07日(日) 御塩殿では御塩焼固、御塩殿神社(皇大神宮 所管社) (車、徒歩)
10月05日に御塩殿祭が斎行された後、御塩焼固作業の3日目。今年は御造替のために足繁く訪れ馴染み深い御塩殿神社を訪れた。
いつものように新しい鳥居をくぐると
参道を進んだ。
御塩殿前の鳥居をくぐると御塩殿では喜多井さんが三角錐の土器に荒塩を押し詰める作業の真っ最中だった。
まずは御塩殿神社にお参りすると
瑞垣御門の前には両側に榊が立て掛けられていた。
御塩殿を眺めるとその萱葺き屋根からは白い煙が雰囲気のように湧き上がっていた。
御塩殿は両側の妻の上部に煙穴が設置されており、木漏れ日に照らされた泊煙はその部分から吹き出すようにも見えた。
燻る香りと木漏れ日が生み出す雰囲気がいつもとは異なる特別な世界を作り出していた。
御塩殿の前まで戻ると神職の方と歓談しながら御塩焼固の作業を拝観した。
しばらくすると喜多井さんが腰を上げこちらの神饌(御下がり)を手渡してくださった。「拝観者に授与してほしい」と伊勢神宮から預かっていたとのことだった。
御下がりは帰宅後にありがたくいただいた。(感謝)