2020年01月12日(日) 大晦日に巻き足された榊巻、松下社(伊勢市二見町松下) (車、徒歩)
海の博物館へ向かう途中で、松下社(伊勢市二見町松下)に立ち寄った。
新年の挨拶に加え、青々している榊巻を確認するためだった。
榊巻とは次の通り。
松下社の風習 榊巻(さかきまき)
松下社には正殿の床下をはじめ、境内の十四ヶ所に、榊の枝を束ねて重ね、こんもりとした榊巻というものがある。榊は毎年巻き重ねていき、社の正殿が二十年毎に建て替えられる時に、榊巻も新しくなる。榊巻神事は十二月三十一日に行われ、当地方でも珍しい習わしである。
(松下社の栞による)
なお、御遷座に伴い榊巻が新たに立てられた際の記録はこちら。
https://www2.jingu125.info/2015/10/24/post-35382/
現在の榊巻が新たに立てられてからすでに4年が経過したことになる。
先に紹介した「松下社の栞」の記述とは異なり、境内だけではなく松下社付近の池の畔にも
立てられている。一ヶ所だが。
巻き足されてから2週間足らずなので、榊も縄も新しい。
神社へ戻ると正面の鳥居の内側、その両側にも
蘇民祠の社域では
祠の下と
右手のこちら。
さらには松下社との間にもこの二ヶ所。
松下社の拝殿脇を通って
正面へ向かうと
拝殿にて
お参り。実は本殿の下にも大きな榊巻が設置されている。
【参考】 本殿の下の榊巻についてはこちらに
- 仮遷座のために移設される社殿(松下社) 2015年06月28日
拝殿を後にすると鳥居の両側にも
拝殿を後にして本殿の脇へ回り込むと
先ほど蘇民祠の前から見上げた2ヶ所と
反対側にも一ヶ所。
さらに、社務所脇に
八幡さん。
拝殿の正面にある鳥居の近くには山の神。
いくら数えても「松下社の栞」に記された14ヶ所とは一致しない。
見つけ切れてない場所があるのか・・・
永遠の疑問かも知れない・・・・