2019年11月16日(土) 八尋殿は修繕か、造替か?、神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社) (車、徒歩)
神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社)を訪れると
その前に広がる大豆畑はこのような状態になっていた。
「いつごろが収穫時期なのだろうか?」と考えながら大豆畑の間を進むと鳥居をくぐった。
薄暗い参道を進むと斎館の前にはお白石が山と積み上げられていた。
さらに参道を進むと斎庭の端には
鋼板のスロープが掛けられていた。これほどに頑丈な仮設路となっているにはお白石を運ぶ際に重機が使われた証だろう。
まずは、神麻続機殿神社および末社八社にお参りしてから
機殿である八尋殿に近づいた。
八尋殿では先の10月にも神御衣[荒妙:麻]が奉織されていた。
【参考】
- 神御衣奉織鎮謝祭(神服織機殿神社、神麻続機殿神社)2019年10月 2019年10月13日
このように素晴らしい神御衣を作り出す八尋殿であるが、それ自体は傷みが激しくなっている
お白石が移動された御敷地を確認すると、柱には以前の修繕の跡が確認できた。この柱は今回も修繕なのだろうか? それとも造替?
柱はまだ大丈夫そうだが、茅葺きの屋根は限界に近づいているようだ。
現在は小工も「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」の準備で大忙しだろうから
こちらの作業再開は来週からだろうか?
とにかく、神麻続機殿神社の八尋殿では修繕もしくは造替の作業が開始されていた。