【紹介】氷室作太夫家住居の保存活用を進める会総会記念講演会「中近世における伊勢と津島の人的ネットワーク〜伊勢御師史料からみた尾張〜」(講師 千枝大志)のレジュメ(#2)と関連資料

 

氷室作太夫家住居は津島神社の社家(神職家)と御師を務めていた氷室作太夫家の住宅であり参詣人を饗応する施設でもあった。つまり「御師の家」だった。
津島でも多数の御師が活躍していたそうだが、時代の波には抗えず明治には社家制度、御師制度の廃止とともに「御師の家」は減少した。建物の詳細部分が竣工時の姿をとどめていた氷室作太夫家住居は土地とともに津島市へ寄付され保存整備計画が作成されたものの、その計画は実施されることなく建物の老朽化が進んだ。
この状況を憂えた任意団体 津島の宝物ひろめ隊は独自に『ここから始まる「御師の家物語」―津島市指定文化財氷室作太夫家住居保存活用計画』を作成し、2019年3月に建物所有者である津島市に提出した。
2019年7月7日、この計画を実現するために関係者が集まり「氷室作太夫家住居の保存活用を進める会」が設立された。

当会は貴重な文化遺産である氷室作太夫家住居「御師の家」の保存活用、この活動を進めながら歴史まちづくり、観光、学術・文化・芸術の振興という視点から、多数の遺産が存在して潜在的ポテンシャルの高い津島市の中心市街地の活性化を検討し実行していくことを目的としている。

とのことだ。

なお、詳細についてはこちらを。

【参考】

これらの活動の一貫として実施されたのが

氷室作太夫家住居の保存活用を進める会総会記念講演会「中近世における伊勢と津島の人的ネットワーク〜伊勢御師史料からみた尾張〜」

だった。

 ※「氷室作太夫家住居の保存活用を進める会」による紹介文

9月5日(土)に開催される【2020年度総会記念講演会】の講師千枝 大志 (Daishi Chieda)先生は、2016年に放送された三重県の伊勢を舞台にした【NHKブラタモリ】に出演されています。
講演会当日の夜7時30分から、NHK総合テレビで「伊勢神宮スペシャル」が、アンコール放送されます。
『お伊勢参りを支えた「御師(おんし)」とは!?』
当講演を聞いてから番組を見られると、より一層知識が深まると思います。皆様にご参加頂けます様、ご案内申し上げます。

●テーマ 【中近世における伊勢と津島の人的ネットワーク~伊勢御師史料からみた尾張~】
●日時 令和2年9月5日(土)
午前9時50分より受付 午前10時~午前11時30分予定
●場所 「津島市文化会館」2階:視聴覚室(津島市藤浪町3丁目89-10)
●講師 千枝(ちえだ) 大志(だいし)氏(同朋大学仏教文化研究所 所員:中京大学・同大学院非常勤講師)博士(文学)。主要業績として、単著は『中近世伊勢神宮地域の貨幣と商業組織 』 (岩田書院 2011年)。共著は『岩波講座日本歴史 第8巻中世3』(岩波書店 2014年)、『三重県史 通史編近世2』(三重県 2020年)などがある。
●参加費 会員:無料  会員外:1,000円
●定員 25名(申込順)
●申込先 himurosakudayuu_susumerukai@yahoo.co.jp
★講演会当日は、コロナ対策にて、参加者の皆様には、会場での【マスクの着用】をお願い致します。

 

私も拝聴したかったが参加できなかった残念さを察していただけたのだろう。
講師を務めた千枝大志さんから当日に配付されたレジュメと関連資料を提供していただき、ブログ公開の許可までいただいた。

講演のタイトルにあるように伊勢と津島の人的ネットワークを明らかにするため、千枝さんは毎週のように神宮文庫に足を運ばれていたと聞く。他にも多数の史料を集め回った結果は15ページに渡る資料となり、それらが調査の大変さを物語っている。

講演「中近世における伊勢と津島の人的ネットワーク〜伊勢御師史料からみた尾張〜」レジュメと関連資料

講演「中近世における伊勢と津島の人的ネットワーク〜伊勢御師史料からみた尾張〜」レジュメと関連資料

 

千枝さんより提供していただいたレジュメと関連資料はこちら

講演「中近世における伊勢と津島の人的ネットワーク〜伊勢御師史料からみた尾張〜」レジュメの1頁目

講演「中近世における伊勢と津島の人的ネットワーク〜伊勢御師史料からみた尾張〜」レジュメの1頁目

 

PDFファイルのリンク】  2020年09月09日 レジュメを更新

 

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