2021年03月12日（金） 社号（駒）札が立て替えられていた多岐原神社（皇大神宮 摂社） （車、徒歩）
昨日、田上大水神社および田上大水御前神社（ともに豊受大神宮 摂社）では仮殿から御還座が斎行された。これにより第62回神宮式年遷宮に関連する2020年度の摂社・末社御遷座予定は完了した。
【参考】
- 【予想？】2020年度の摂社・末社の御造替、大修繕は・・・ 2020年03月17日
- 2020年度 神宮125社 – 摂社･末社･所管社の遷座予定 -（せんぐう館 HP） 2020年06月10日
さて、2021年度はどうなるのだろうか？
現時点の実施状況は次の通りである。
【参考】
- 第60回・第61回・第62回神宮式年遷宮 遷御、遷座 ｜ 神宮巡々まとめ
この表では第61回の実施順に各社を列べてある。前例を重んじる神宮であれば極力この順に従うだろうと予測すると次の摂社・末社が候補となる。
【造替】神前神社（皇大神宮 摂社）、許母利神社（同末社）および荒前神社（同末社）を同座
【修繕】狭田国生神社（皇大神宮 摂社）
【？】堅田神社（皇大神宮 摂社）
【修繕】湯田神社（皇大神宮 摂社）
【？】赤崎神社（豊受大神宮 末社）
しかし、以前に多岐原神社を訪れた際、何年前だっただろうか？ 「33年に実施される予定だ」と聞いたことを思い出した。平成33年は令和3年（2021年）だ。
【訂正 20210314】
この記憶に不安を持っていたので、改めて過去の記事を確認すると「33年」は記憶間違いであることが明らかになった。実際には「2020年」と聞いたのだったが本年度には実施されていない。この間に臨時祭も多く予定が変更されたのかもしれない。予定がずれ込んだとすると、やはり2021年度の候補にはあげられるだろう。
【参考】 ある意図をもって訪れた多岐原神社（皇大神宮摂社）と三瀬の渡し（宮川） 2015年12月12日
候補に付け加えておこう。
【造替】多岐原神社（皇大神宮 摂社）
これはあくまでも私の予想である。
本日は有給休暇を取得していたので、久しぶりに多岐原神社を訪れることとし、【キタヰの妻】と平日午前のドライブを楽しんだ。
ここは熊野古道、かつて三瀬の渡しが利用されていた頃は多くの旅人が行き交ったことだろう。
熊野古道の道標（多岐原神社、三瀬の渡し付近）
そんなことを想像しながら坂道を下ると
多岐原神社（皇大神宮 摂社）へ
こちらの案内板に導かれる。
［多岐原神社、三瀬の渡し跡］の案内板
細い坂道をさらに下ると前方には
多岐原神社（皇大神宮 摂社）へ
しばし多岐原神社の殿舎を望める。
多岐原神社（皇大神宮 摂社）
社叢を左へ巻くよう道なりに進むと
多岐原神社（皇大神宮 摂社）
正面にたどり着く。「あれ？」 変化しているものがあった。
社号（駒）札が立て替えられていた多岐原神社（皇大神宮 摂社）
制札は以前と変わっていなかったが
多岐原神社（皇大神宮 摂社）の制札
こちら社号が記された立て札（正式な名称がわからないので、ここでは社号（駒）札と記した）が立て替えられていた。
立て替えられていた社号（駒）札、多岐原神社（皇大神宮 摂社）
用材は瑞々しく
立て替えられていた社号（駒）札、多岐原神社（皇大神宮 摂社）
柱の根元には胴巻きが輝いていた。最近に立て替えられたのか？
立て替えられていた社号（駒）札、多岐原神社（皇大神宮 摂社）
記録を確認すると1年ほど前が最後の訪問だった。
多岐原神社（皇大神宮 摂社）2020年04月03日
多岐原神社（皇大神宮 摂社）2020年04月03日
【参考】 三つの蜜を吸わないサクラ三昧 午前編 2020年04月03日
お参りを終えてから
多岐原神社（皇大神宮 摂社）
板垣御門を確認するとこちらもかなり傷んでいる。
多岐原神社（皇大神宮 摂社）
多岐原神社を後にして来た道を戻ると
多岐原神社（皇大神宮 摂社）付近
右手には
多岐原神社（皇大神宮 摂社）
板垣が望めた。こちらは修繕の跡（以前にも紹介した？）が至る所に確認できる。
多岐原神社（皇大神宮 摂社）
2021年度に造替されるのだろうか?
多岐原神社（皇大神宮 摂社）
周辺には朽ちてしまう民家が散見される。
多岐原神社（皇大神宮 摂社）付近
