2020年06月22日(月) 今年は赤崎祭りも杉葉の御報謝も中止、しかし訪れずにはいられなかった赤崎神社(豊受大神宮 末社) (車、徒歩)
豊受大神宮(外宮)の末社である赤崎神社では、毎年6月22日に月次祭が斎行されるとともに、赤崎祭り(通称、ゆかた祭り)が行われ、普段からでは想像などできない多数の参拝者を迎える。
さらに、この日の限定で御神杉と称する松葉が授与される。私は2011年から毎年、御神杉を授与していただいている。
【参考】
- ゆかた祭り(赤崎神社) 2011年06月22日
- 赤崎神社と御神杉 2012年06月24日
- 御神杉(赤崎神社) 2013年06月22日
- 赤崎祭で授与される御神杉(赤崎神社) 2014年06月22日
- 赤崎祭(ゆかた祭り)(豊受大神宮末社 赤崎神社) 2015年06月22日
- 赤崎神社(豊受大神宮 末社)の赤崎祭にて御神杉の授与 2016年06月22日
- 御神杉を求めての赤崎祭(ゆかた祭り)、赤崎神社(豊受大神宮 末社) 2017年06月22日
- 月次祭の夜、御神杉を求めて赤崎神社(豊受大神宮 末社) 2018年06月22日
- 御神杉を求めての赤崎祭(ゆかた祭り)、赤崎神社(豊受大神宮 末社) 2019年06月22日
ところが今年は新型コロナウィルスの影響で
【参考】
- 【残念】2020年の赤崎祭りは中止、赤崎神社(豊受大神宮 末社)での杉葉の御報謝も 2020年04月19日
赤崎祭りは中止だし、御神杉は授与していただけない。
そうは言っても、この日には何があっても毎年、赤崎神社を訪れていた。
出勤のために今朝、自宅を出る際に一年前に掛け替えた御神杉を眺めると赤崎神社への思いが高まった。
結局、定時に仕事を終えると赤崎神社へ向かっていた。(中止であることは知っていても、現地で体感したかった。)加茂川を安楽島大橋で越える途中、
赤崎神社の社叢をパチリ。
パチリ。
赤崎神社へ近づいても例年の賑やかさは皆無で、平静を保っていた。
本来であれば、ここに「赤崎神社」の幟旗が立てられている。
この踏切の向こう側は、鳥羽大庄屋かどやの先まで屋台が立ち並ぶ。
ここには神社の前まで高張提灯がずらりのはずだ。
赤崎神社の前に立つと制札(定書)には
次の案内が掲げられていた。
参詣者の皆様へ
今年の赤崎祭りは中止となりました。
杉葉の御報謝も行いません。
悪しからずご了承下さい。
これで、すべての中止を受け入れると参道を進んだ。
今日はただただお参りするしかない。
私がお参りを終える頃、女性がひとり、ふたりとお参りに訪れた。
伊勢へ帰る途中で、空は燃えていた。
来年こそは御神杉を授与していただけるように、自宅の御神杉に頑張ってもらおう。
あと一年間、よろしく!