幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷) 

2019年10月13日(日) 幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷) (車、徒歩)

2016年に始まりThéâtre de Belleville(津市美里町三郷にある小劇場)の恒例企画となっている「幻灯会」。写真家 松原豊さんが撮影した写真の映像に音楽家が即興で音楽を奏でる。

すでにかなりの回数を重ねているにもかかわらず、私は初体験となった。

 

今回のテーマは「台湾」。

幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷)

幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷)

 

幻灯会2019秋「台湾」

日時 10月13日(日)20時開演
場所 théâtre de belleville – テアトル ドゥ ベルヴィル(津市美里町三郷)

出演
演奏者 大岡英介、宮嶋哉行、松原豊
構成  鳴海康平
協力  写真好学研究所

【詳細】 Théâtre de Belleville — 松原豊「幻灯会 2019 秋 – 台湾」

 

「台湾」では松原さんが2017年より約3年間に渡り撮り溜めた台湾の写真がいつにも増して多く使用されたそうだ。そして宮嶋哉行さんのバイオリンと大岡英介さんのエレキギターが劇場の壁面に映し出される映像に合わせて即興で音楽を奏でた。

 

映像はただ網羅的に映されるのではなく、第二の香港ともなり得る台湾の歴史を時系列なフェーズとして所々にその時代を示すキャプションが挟み込まれた。映像だけではなく文字によっても静と動のイメージがさらに揺さぶられ、それが即興の演奏に反映された。

また、映像は最近に撮影された写真からのセレクトであるにもかかわらず、各フェーズに当てはまる写真がそれなりに存在することは、松原さんの撮影対象の幅広さと現代にも残される台湾の歴史イメージの豊富さを物語っている。

適度な時間でフェーズが切り替わり、時には暗転し、映像は流れるが演奏が停止する無音の時間がしばらく続いた。無音には妙な緊張感がある。そして無音の緊張感がピークに達した頃、再びバイオリンが、エレキギターが奏でられる。こんな繰り返しだった。

バイオリンとエレキギターはお互いに呼応するのか、牽制するのか、そんなスリリングさを感じながら私はなぜか緊張の連続だった。当事者でもないのに緊張のあまり常に生唾ごっくん状態でドキドキの時間を過ごした。何とも不思議な体験だ。

音楽に意識が向き過ぎていたからだろう、映像の印象が薄いのは残念だったが不満はなかった。映像に反応した二人の音楽家の演奏で映像を感じていたからなのだろう。

上演も終盤を迎えオープニングの柔和な映像に再開した時、エンディングかと思ったら、再びの盛り上がりを得た後にエンディングとなった。私は台湾に縁もなく台湾についてあまり考えたことはなかったが、今回の幻灯会で少しだけでも台湾を意識することができた。 (終了)

 

上演中は撮影禁止だったが、トークセッションは写真撮影可能でブログ掲載の許可も得たので、会場の雰囲気をパチリ。

幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷)

幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷)

 

出演者の皆さんをパチリ。

幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷)

幻灯会 2019 秋「台湾」@Théâtre de Belleville(津市美里町三郷)

(バイオリンの宮嶋哉行さん、写真家の松原豊さん、エレキギターの大岡英介さん)

 

トークセッションで印象的だったのは

写真には1分は長いが、演奏には短すぎる。演奏に乗ってきた頃にフェーズが切り替わり消化不良の繰り返し

が演奏家にも新鮮な感覚だったようだ。

 

私はかなりの緊張感で初めての幻灯会に没頭していた。次回もぜひ体感したい。

 

なお、過去の幻灯会については、théâtre de belleville – テアトル ドゥ ベルヴィルにより一部の映像が YouTubeで公開されている。しばらくすると今回の映像もアップされるかもしれない。

【参考】

 

楽しみに待っていよう!

 

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