仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

2021年03月11日(木) 仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社) (車、徒歩)

本日、田上大水神社・田上大水御前神社では仮殿から修繕工事を終えた殿舎へと御還座が斎行された。(知人のFacebookで紹介されていた)

今朝、私は雨儀廊を確認するため田上大水神社・田上大水御前神社を訪れていた。

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

いつものように石階を進むが

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

テント状のものは見当たらない。雨の心配がなかったからだろう、雨儀廊は設営されていなかった。

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

ただし、いままでは次のように雨儀楼がなくても来賓用のテントは立てられていた。

2020年12月04日

御還座の朝、久具都比賣神社(皇大神宮 摂社)

御還座の朝、久具都比賣神社(皇大神宮 摂社)

 

しかし、こちらにはそのようなテントも見られない。古墳の上部とも言われる狭い社地だからテントを立てたくても立てられないのだろう。

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

もうテントについては終わりにしよう。

こちらではさらに確認すべきことがあった。それは同一の玉垣に囲われた田上大水御前神社・田上大水神社の正殿二宇の配置である。

二宇の正殿を囲う玉垣は、大間国生神社および志等美神社・大河内神社で見られるが、正殿は南西面または南面して並立している。

 

大間国生神社(2016年11月19日時点)

大間国生神社(2016年11月19日時点)

 

志等美神社・大河内神社(2016年11月19日時点)

志等美神社・大河内神社(2016年11月19日時点)

 

 

ところがこちらでは、田上大水御前神社は東面し、田上大水神社が南面している。つまり次のような配置である。これも社地の狭さが影響しているのだろうか。並立させるには正殿を小型化が必要となる。

仮殿から御還座の朝、田上大水御前神社・田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

仮殿から御還座の朝、田上大水御前神社・田上大水神社(豊受大神宮 摂社)

 

今までは屋根の配置しか見たことがなかったので感無量である。しかし、このような写真は御還座前だから撮れたもので、私にとっては今日のタイミングしかなかった。(明日からは神様が御座すからこんな写真は撮れない)

 

新しい20年が始まる田上大水神社・田上大水御前神社を後にすると

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

仮殿から御還座の朝、田上大水神社・田上大水御前神社(豊受大神宮 摂社)

 

別のテントも見かけた。それは神宮の貯木場の中に立てられていた。

神宮の貯木場に立てられたテント

神宮の貯木場に立てられたテント

 

【田上大水神社・田上大水御前神社の御遷座まで】

 

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