山田産土八社で残るは箕曲中松原神社(伊勢市岩渕)

2018年07月21日(土) 山田産土八社で残るは箕曲中松原神社(伊勢市岩渕) (徒歩)

先日の昼休みウォーキングで次の掲示を見かけた。

「船江上社御神遷奉賛のお願い」の掲示

「船江上社御神遷奉賛のお願い」の掲示

 

これは伊勢市船江に鎮座する船江上社の御神遷奉賛のお願いに関する掲示だった。どうやら4年後の2022年秋に式年の御神遷を計画しているようだ。

このように伊勢市内では伊勢神宮の御遷宮に前後して殿舎の造替、修繕が伊勢神宮と同じく20年周期の式年で執り行われる神社が多い。

 

この掲示から山田産土八社と称される神社(上社、坂社、藤社、今社、須原大社、世木神社、茜社、箕曲中松原神社)の御遷座について思い返した。藤社は坂社に同座されているため現状では七社となるが、箕曲中松原神社以外は次のようにすでに御神遷を終えていた。

【参考】 次の各リンクでは御神遷までの過程を複数の記事で紹介

 

箕曲中松原神社の状況が不明なので時々訪れているが、本日も古市からの帰り道、遠回りして訪れてみた。

箕曲中松原神社(伊勢市岩渕)

箕曲中松原神社(伊勢市岩渕)

 

以前にも紹介したように蕃塀の横板にはかなりの間隙が生じているが、現状としては特に変化は無さそうである。

【参考】

 

 

なお、御神遷については他にも多数の神社で拝観しているので、その記事を総括しておこう。

【参考】  「御遷座」のタグが付けられた記事

 

それでは、紹介ついでに伊勢神宮の第62回神宮式年遷宮に関する記事の一覧はこちら

【参考】  「神宮式年遷宮」のタグが付けられた記事

 

神宮の式年遷宮にも増して、地域の小さな神社は式年で御神遷を執り行うのは大変なことである。

 

箕曲中松原神社の御神遷については時々状況を確認しつつ、静かに見守ろう。

 

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