2020年08月14日(金) 立梅用水立ち入り禁止のおかげで歩けた和歌山別街道 (車、徒歩)
昨日より立梅用水を上流から歩いきたが、古江隧道の手前で「関係者以外立ち入り禁止」の警告があり前進できなくなった。この部分を回避することも考えたが通して歩いてきたので、今回は中断することにした。少し気落ちしながら車を駐めてあった勢和公民館へ戻ろうと
五箇篠山城跡の方向へと進行方向を選んでいた。
しばらく進むとこんな十字路に到着し、その角には
石標が建てられていた。この面には「右 栃原駅二至ル」、建立年は先頭文字が「昭」と読めるか?
さらに別の面には「左 丹生村二至ル」とある。
ここは和歌山別街道で、視線の先には古江交差点が望める。
和歌山街道や和歌山別街道が交通の便が良くないためあまり歩いたことはないが、丹生から野中(多気郡多気町)までは歩いたことを思い出した。
【参考】
- 街道歩き、和歌山別街道(多気郡多気町丹生〜同 野中)ほか 2019年10月20日
そんなことを回想しながらさらに進むとこんな石標も見かけた。これは「右 柳原観音」だろうか。
柳原観音と言えば熊野古道伊勢路。これもまた懐かしい。
【参考】
旧街道の面影を感じながら和歌山別街道を楽しんだ。
電柱番号板の[古江幹]はここが始まりで、朝柄に近づくと番号が大きくなる。
道の曲がり具合、
建物の雰囲気、
一部が拡幅された道。
さらに街道から路地へ入った風景。
束の間の街道歩きであったが堪能できた。
電柱番号板[古江幹9]を過ぎると民家が途切れ、
こんな風景となる。
緩やかに上った坂の先は朝柄となり
こんな案内板があった。
旧街道は温故橋を渡らずに右岸を辿る。
交通の便の悪さで避けて(?)きた和歌山街道および和歌山別街道であったが、立梅用水ウォークのように「細切れピストン作戦」であれば踏破できるだろう。今回はそのことを思い出させてくれた。「立ち入り禁止」警告のおかげである。
和歌山別街道でまだ歩けていない粥見から丹生までなら往復でも約20kmなので一日コースだ。
また、楽しみが・・・