2021年01月30日(土) 「寒中御見舞」札を確認しながらの【キタヰ講】による寒参り#2 (車、徒歩)
先々週に続き、今週も「寒中御見舞」札を確認しながら【キタヰ講】による寒参りを実施した。
【参考】
- 「寒中御見舞」札を確認しながらの【キタヰ講】による寒参り 2021年01月17日
実家に所用があったので、【キタヰの妻】とともに訪れるとそこから徒歩で次のルートを巡る。
雪峰稲荷大明神(桜木町) → 浅香つゞら稲荷(中之町) → お稲荷さん(本誓寺境内、久世戸町) → 清丸稲荷神社(楠部町) → お稲荷さん(大林寺境内、古市町) → 清水稲荷神社(尾上町) → 幾左岐大明神(?)小田神社(岡本) → お稲荷さん(世義寺境内、岡本)
※ 各お稲荷さんの所在地はこちらの ページを参考に 伊勢のお稲荷さん(Google Map)
子供の頃にはよく通った急な坂道を登りきると
そこは古市街道。
【雪峰稲荷大明神】
まずこちらへ。
古市街道脇に立てられた掲示板には大祭日が案内されていた。 2月1日(月)
お参りしたところ、「寒中御見舞」札は皆無だった。
ご遷座から何年立つだろう、扁額も鈴も時の経過を示している。
古市街道へ戻ると麻吉旅館前の階段を下るとこちらへ。道標の右手には
【浅香つゞら稲荷】
お参り。ここにも
「寒中御見舞」札は貼られていなかった。
正しくはこちらの鳥居からお参りするのだろう。
浅香つゞら稲荷を後にしようとすると麻吉旅館の屋根修繕工事に訪れた大工さんと出会った。お互いに顔を見合わせると「お久しぶりです。」 丸岡宗大夫邸を修繕した方だった。
【参考】
- 修繕工事はすでに終了していた旧御師 丸岡宗大夫邸(伊勢市宮町) 2020年06月07日
※ なお、麻吉旅館の屋根修繕工事については別の記事で紹介する。
挨拶を終えると伊勢自動車道の側道を歩いて
こちらの分岐へ。右へ進むと本誓寺。左の坂道を進むと清丸稲荷神社。
先には
【本誓寺のお稲荷さん】
山門をくぐり本堂にてお参りを終えると、その右手奥へ。
こちらのお稲荷さんで「寒中御見舞」札を目にしたことはない。
先程の分岐まで戻ると坂道を道なりに進み、十字路を右方向へ民家の間からこちらは
【清丸稲荷神社】
大五輪(おおごり)で有名な場所だ。
ここには「寒中御見舞」札が剥がれたと思われる跡が残っている。しかし札はない。
古市街道まで戻ると大林寺へ。
【大林寺のお稲荷さん】
本堂にてお参りを終えるとその左側の
こちら。
右側の庚申さんから順にお参りすると
左端はお稲荷さん。新しい「寒中御見舞」札は見られない。
再び、古市街道へ戻ると外宮方向へ進むと間の山の坂をくだった。
下りきってしばらく進むとこちらのお店の先で左へ折れる。
道なりに進むとその先には朱色の鳥居が現れる。
こちらが
【清水稲荷神社】
こちらでも今年の札を見つけることはできなかった。
続いては、小田神社へ
【幾左岐大明神(?)、小田神社】
多数の古い「寒中御見舞」札は残されているが・・・
ついに最後のお稲荷さんとなった。小田神社を後にして先へ進むとこちら電柱番号板。目的地は明らかだ。
【世義寺のお稲荷さん】
本堂から石階を登るとこちらの鳥居の下に
お稲荷さんがまつられている。
こちらは以前と変わりない。
以上で巡りは終了、後は車まで戻るだけ。
世義寺を後にする際、山門に掛けられたしめ飾りを確認するとそこには「千客萬来」とある。(違和感を感じた)
間の山で下った分を登り返すとふくらはぎに張りを感じながら車へ戻った。