2019年01月26日(土) 何とか見つけられた硯岩(伊勢市二見町三津) (車、徒歩)
二見巡り(お伊勢さん125社ほか)で訪れたのはこちらの案内板。ここには
硯岩(すずりいわ)とある。
幅6〜9m、長さ10〜12m、高さ5〜6mのほぼ方形であると記される程の大岩だから簡単に見つかるだろうと案内板を後にして先へ進んだ。
少し空間が開けた場所にイノシシを捕らえる罠があった。
山の反対側はこんな風景の場所だった。
罠の先に山の斜面へと続く階段状の場所を見つけたので、その姿に惹き寄せられて斜面を進んだが、途中で道が途切れた。
獣道のような跡に従ってさらに進むと上方から車が走る音が聞こえるとマイクロバスが通り過ぎた。どうやらこの先は伊勢安土桃山城下街の敷地のようだ。この場所では無いと判断し引き返し、さらに周辺を探したが巨大な岩は見つかれない。
仕方なく、スマホで地図を確認すると「硯岩」の名があるではないか。しかし、その方向へ移動してもいっこうに巨岩に出会うことはできなかった。
さらに現地で「硯岩 伊勢市二見」でネット検索すると次のサイトはヒットし、このサイトに救われた。このページには等高線が描かれた地図が掲載されており、この地図をもとに位置が予測できた。
【参考】
その方向へ(道はない)斜面を登ると
数字がマーキングされた岩を見つけたこれは落石か? 小ぶりは岩が点在しているのでこの付近に硯石があると踏んで、トラバースした。
すると見事にビンゴ。目の前にこんな岩が現れた。ひと目では大きさを測ることはできなかったが
とにかく窪みを求めてその岩の上面へ進むと
まさにこの部分がその窪みで、「年中干上がったことがないといわれている」ことを証明するように今も水溜まりとなっていた。
高度を確認するために三津の家並みを遠望してのパチリ。
さてこの岩はどれほど大きいのだろう。比較するものはこれしか無かったため、背中に担いでいたザックを降ろして硯岩の前に置いてからのパチリ。中央左側の黒い物体が背中に担いでいたザックである。
今回の経路は非常にわかりにくかったので、簡単にたどり着ける目印がこちら。案内板のところからやまの斜面は気にせずに道なりに進むと(状況によっては倒木を越えることもあるが)このような岩が点在する場所にたどり着く。この先で右側の斜面を進むと大きな岩を確認することができるだろう。
案内板まで戻るとこの注意看板を見つけた。(お気を付けて!)
ちなみに私はこの場所に50分ほど滞在し、そのほとんどは道のない斜面との格闘だった。なんと愚かなことを。