2020年03月20日(祝・金) お伊勢さん125社ほか、二見めぐり (車、徒歩)
本日、伊勢神宮では8時から春季皇霊祭遙拝(内宮)、10時から御園祭(神宮御園)が斎行されたが濃厚接触を避けるために拝観を取りやめ、人とは出会わないルートを選んでのお伊勢さん125社まいりを実施することにした。
先日の記事でも紹介したように神前神社の御造替に注目しているので
【参考】
- 【予想?】2020年度の摂社・末社の御造替、大修繕は・・・ 2020年03月17日
本日は伊勢市二見町に点在する125社およびその他の神社仏閣等をめぐった。そのルートはこちら。
二見総合駐車場 → 御塩殿神社(皇所) → 堅田神社(皇摂) → 高松稲荷 → (音無山 越え) → 太江寺 → 高泉庵 → 江神社(皇摂) → 栄野神社 → 江漁港 → 神前神社(皇摂)、許母利神社・荒前神社(皇末)を同座 → → 松下社 → (林道、湿地経由) → 粟皇子神社(皇摂) → 廃止されたJR参宮線 池の浦シーサイド駅 → 二見興玉神社 → 二見総合駐車場
※ お伊勢さん125社 ()内: 皇 = 皇大神宮、摂 = 摂社、末 = 末社、所 = 所管社
終日、強風が吹き荒れ身体が揺さぶられる場面も多かったが、山あり海ありと変化に富むルートで約3万歩の旅は楽しいものだった。濃厚接触はなかったものの予想外に10名以上の人々と出会った。
ここではアルバム的に紹介しよう。
【二見総合駐車場付近】
なるべく人に出会わないように裏道を進む。
これから向かう御塩殿神社の社叢遠望。
【御塩殿神社(皇大神宮 所管社)】
こちらで、清掃中だった喜多井さんにごあいさつ。(プチ接触)
御塩殿神社を後にするとその前の道を夫婦岩表参道へ向かう。
夫婦岩表参道からこちらの路地へ入ると堅田神社へ向かうが、その際に振り返ってパチリ。赤福の看板。
生活空間をすり抜けるが人とは出会わず。
こちらで国道42号を横断すると目の前に堅田神社。
【堅田神社(皇大神宮 摂社)】
こちらの池は何のために? 改めて考える。
堅田神社を出ると右方向へ進み、ほどなくこちらで国道42号から離れる。右の路地へ入ると道なりに砂利道を進む。
新しく建てられた朱鳥居が迎えてくれるのは高松稲荷。
【高松稲荷】
お参りを終えると
こちらから音無山の遊歩道へ入る。
木々のおかげで強風を避けながら春の日差しを楽しんだ。音無山では女性二人組と女性ハイカーの計3名を出会った。
こんな道標だが、向きは正確に配置されていた。(初めての方は不安だろう)
山頂付近にたどり着くと女性ハイカーがカツカツとストックを付きながら先行していた。
【音無山山頂付近】
こちらが音無山(佐見山)の山頂付近。
三角点を確認してから展望台方向へ進むとこちらは音無山ロープウェイ跡。
時々オミアゲしながら軽快に進むと
見慣れた案内板にたどり着く。
【音無山展望所付近】
こちらは展望所付近に建てられている鳥居である。
早々に展望所を後にすると来た道とは反対側へと下る。この先は太江寺へと通じている。
下りの途中、右手方向には五十鈴川派川が遠望できる。
【太江寺】
ほどなく、太江寺に到着するとお稲荷さんにお参り。
元興玉社には大きな変化があったので、別の記事で紹介する。(拝殿が建てられていた)
太江寺にもお参りを終えるとこちらの階段を下った。
その下には庚申堂があり、
鬼瓦に瓦師の名を見つけた。
この庚申堂は荒廃がひどく修繕が検討されている。山門の下には「修繕ご奉賛のお願い」が。
太江寺の参道(急な坂道)を下ると
右手方向にこの様は風景が広がっている。(いつも見惚れる場所)
こちらで太江寺、元興玉社を後にすると参道を背にして右方向へ。
隣の土蔵の扉が開かれていて、その内側のこの部分に魅了された。しばし注目。
こちらの道標まで進むと道標に従って右方向 あさ満道へ進む。
【高泉庵】
狭い路地を道なりに進むと高泉庵で花々が元気づけてくれた。
しばし鑑賞。
狭い路地を抜けて突き当りを右方向へ進むとこの先には江神社。
【江神社(皇大神宮 摂社)】
先日、FBFの投稿で、江神社の奥には磐座と小祠があることを知ったのでその場所も訪れてみた。
この神社については別の記事で紹介する。
江神社付近を後にすると
JR参宮線 江之道踏まで進み、栄野神社に寄り道した。
【栄野神社】
以前、本殿が傾いていたことが懐かしい。
【参考】
- 久しぶりに訪れたら本殿が修繕されていた栄野神社(伊勢市二見町江) 2019年01月26日
今回は拝殿までの常夜灯が新しくなっていた。
栄野神社を後にすると
先程の踏切を渡り返すと江漁港へ向かった。
【江漁港】
こちらの漁港は二見興玉神社の藻刈神事において漁船が発着する場所である。また、前方には・・・
【参考】
- 藻刈神事(二見興玉神社) 2016年05月21日
日の出橋で五十鈴川派川を越えると日の出橋東交差点で国道42号を横断する。真っ直ぐに進めば神前神社へ・・。
この先でアスファルト舗装路が砂利道へと変わり
この先で砂利道が山道へと変わる。
【神前神社(皇大神宮 摂社)】
こちらから神前神社(皇大神宮 摂社)。
数えていても途中で段数を忘れてしまうほどの階段を登ると
やっとたどり着く。期待していたが御造替に関わる変化は特に見られなかった。
神前神社を後にすると民話の駅 蘇民、松下社へ向かった。
【松下社】
お参り。
【民話の駅 蘇民】
国道42号を鳥羽方向へ進むと
背の高い草とともに自分自身も強風にあおられる。
いつも目印にしているこの建物付近で国道を離れると
こちららへ。この先の林道を抜けると湿地となる。(湿地には木道が設置されているので歩いては進める)
【林道の先の湿地】
木道で湿地を抜けると見慣れたこの風景。
堤防道路を粟皇子神社とは別方向に散策して見るとこんな樋門を見つけた。この湿地は汽水域というよりも海水そのもののようだ。
これから向かう旅荘 海の蝶のプライベートビーチ方向の遠望。
プライベートビーチを通り抜け、
こちらの岩場を越えると粟皇子神社にたどり着く。
【粟皇子神社(皇大神宮 摂社)】
粟皇子神社を後にするとサクラを感じながら
旅荘 海の蝶の敷地を通り抜け(させていただい)てこちらへ。
旅荘 海の蝶から坂道を下るとそのまま真っすぐ進んでこちらに立ち寄った。
2020年3月14日のダイヤ改正でJR参宮線 池の浦シーサイド駅が廃止されたそうなので、駅跡へ向かう途中でパチリ。「あれ、どこかで見たボートだが、番号が・・・」
【廃止されたJR参宮線 池の浦シーサイド駅】
こちらが廃止されたJR参宮線 池の浦シーサイド駅。ホームには誰かがひとり。
通過する参宮線を見送るとこちらを後にして国道42号へ進んだ。
国道42号では池の浦橋の架替え工事が進められている。(現状については別の記事で紹介)
国道42号へ合流すると民話の駅 蘇民方向へ歩いた。するとここで電柱番号札が気になった。その札の名前は[テニスガーデン引込2]であるが、現在はメガソーラーである。
さらに進むとこちらは悲しい場所。旧伊勢市立郷土資料館の収蔵品が死蔵されていると聞く伊勢市教育委員会 松下倉庫だ。早く伊勢市の郷土資料館を完成させないと収蔵物がゴミとなってしまう。
国道の左右にこんな光景を眺めながら進むと
前方に見える松下跨線橋へ進み国道を離れると
松下の家並みを見ながら・・・
こちらへ。
寄り道の誘惑を振りほどきながら
小川の脇を進むと
JR参宮線 圦先踏切にたどり着く。
圦先踏切の先で国道42号へ戻ると
国道の歩道を歩く。ここでは江川と記されている五十鈴川派川を江川橋で越えると二見興玉神社へ。
【二見興玉神社】
二見興玉神社では拝殿へと参拝者の列が長く続いていた。(私は遙拝)
【臨時休館中の賓日館】
賓日館は臨時休館中。
旧二見館が解体された跡地はこのように更地になっていた。
本日のめぐりも終わりが近づいた。夫婦岩表参道へ出て二見総合駐車場へ戻ると
7時間ほどの二見めぐりは終了となった。