2018年09月08日(土) 勢田川アナコンダの存在理由はここ清浄坊橋の上流側に!? (車、徒歩)
本日は河邊七種神社(伊勢市河崎)を訪れたので、その前に伊勢河崎商人館駐車場付近から勢田川を上流方向へ・・・
その前に「勢田川アナコンダ」をご存知ない方が多いと思われるので、彼らを紹介しておこう。
平日は昼休みに「昼休みウォーキング」と称して勢田川や田尻町および小木町、下野町等(伊勢市内)を歩いている。そのなかで勢田大橋から上流方向へ勢田川の左岸を歩いていた時、川辺にこんなモノを見つけてしまった。
太いロープ状の彼は護岸のコンクリートにしっかりと固定された金具に繋がれていた。この姿をSNSで紹介したところ知人が「アナコンダ」だとヒントをくれたので、それ以来勢田川アナコンダと呼ぶことにした。ここから勢田川アナコンダの話が始まった。それは8月9日のこと。
その後もこの場所を歩くたびに彼らを眺めていたが、変化のある時にだけパチリ、パチリ。
ところがある時、対岸にも2匹の存在を確認した。それは、この頃だっただろうか。
あれから数日後、8月31日になって初めて対岸(右岸)のアナコンダと対面できた。
ここにも、
さらにここにも。
さらなる変化を求めてその翌日にも訪れたが・・・
そしてついに勢田川アナコンダの正体を見つけたのがこの日、9月5日だった。いつものように勢田大橋から右岸を進むと台船が係留されていたのだった。
その台船を岸に引き留めていたのが「勢田川アナコンダ」だった。
台船には今まで会ったことのないアナコンダが待機していた。
台船の情報をSNSに投稿したところアナコンダ命名人とは別の知人が情報を寄せてくれた。
それは「浚渫工事」だろうと。
国土交通省の入札情報を確認すると「平成30年度 勢田川河川整備工事」の案件を見つけたが、開札日時は2018年09月21日 10時30分なので、まだ工事は開始されていない。そのため、時をさかのぼって調べると「平成29年度 勢田川河川整備工事」が次のように現在を進められていた。
(1)工 事 名 平成29年度 勢田川河川整備工事(電子入札対象案件)
(2)工事場所 三重県伊勢市神久地先、吹上地先
(3)工事内容 浚渫工1式、擁壁護岸工(北新橋)1式、擁壁護岸工(JR 横断部)1式、仮設工 1 式
(4)工 期 契約締結日の翌日から平成 30 年 10 月 31 日まで
なお、先に紹介した「平成30年度 勢田川河川整備工事」 は
工事場所が 三重県伊勢市河崎地先
となっている。
つまり、御塩道である清浄坊橋より下流側は河崎となるので、現在の工事では清浄坊橋より上流側にて浚渫工事が施工されていることだろう。
(ここから本題。いつものように前振りが長かった。)
伊勢河崎商人館駐車場付近から勢田川を上流方向へ進むと
南新橋を過ぎ、
視線の先には清浄坊橋が大きくなった頃、橋の向こう側に台船の存在を認めた。
清浄坊橋へたどり着くと台船と大型重機の姿を・・・。
予想通り、浚渫工事が進められていた。
近くで警備している方に経緯と現状を教えていただいた。
「台船が満杯になったのでそろそろボートが迎えにくる。」とのことだった。
しかし、私には古文書の会の開始時刻が迫っていた。
後ろ髪を引かれながらも現場を後にした。
浚渫された土砂が台船で運ばれていることが明らかになったが、なぜにあの場所に係留地が設定されたのだろう。清浄坊橋付近に係留することはできないのだろうか?
教えてくれ! 「勢田川アナコンダ」