熊野那智大社、青岸渡寺、飛瀧神社・那智御瀧めぐり(東牟婁郡那智勝浦町那智山)

2019年02月02日(土) 熊野那智大社、青岸渡寺、飛瀧神社・那智御瀧めぐり(東牟婁郡那智勝浦町那智山) (車、徒歩)

本日はお綱かけ神事を体感するために【キタヰの妻】と花の窟(熊野市有馬町)を訪れたので、その流れで熊野那智大社・那智山青岸渡寺・那智御瀧まで足を伸ばすことにした。これで熊野三山のすべてにお参りできたことになる。

【参考】

 

熊野那智大社周辺には駐車場が点在するようだが、やはり那智山へは歩いてお参りしたいので大門坂を経由して参詣することにした。そのルートは次の通り。


大門坂駐車場 →(大門坂) → 大門跡 → 熊野那智大社 → 青岸渡寺 → 飛瀧神社・那智御瀧 →  → (大門坂) → 大門坂駐車場


 

お綱かけ神事の体感を終えて花の窟(熊野市有馬町)を後にすると約1時間でこちらに到着。

【大門坂駐車場】

大門坂駐車場(那智勝浦町那智山)

大門坂駐車場(那智勝浦町那智山)

 

正午過ぎに大門坂駐車場を出発すると案内板に従い

「←1.4km 那智山・大門駐車場0.2km→」の道標

「←1.4km 那智山・大門駐車場0.2km→」の道標

 

県道46号から大門坂へと続く熊野古道を進んだ。

県道46号と大門坂への分岐付近(那智勝浦町那智山)

県道46号と大門坂への分岐付近(那智勝浦町那智山)

 

見事な石垣を眺めながら先へ進むと

県道46号と大門坂への分岐付近(那智勝浦町那智山)

県道46号と大門坂への分岐付近(那智勝浦町那智山)

 

分岐にはこんな案内板が立てられていた。

「熊野古道 大門坂直進」の案内板

「熊野古道 大門坂直進」の案内板

 

先の石階へ進むと

振ヶ瀬橋付近(熊野古道 大門坂)

振ヶ瀬橋付近(熊野古道 大門坂)

 

階段を上って左側には大阪屋旅館跡の立札がある。南方熊楠が滞在していたそうだ。

南方熊楠が三年間滞在した大阪屋旅館跡(熊野古道 大門坂)

南方熊楠が三年間滞在した大阪屋旅館跡(熊野古道 大門坂)

 

その向かい側は新宮藩の関所跡。

新宮藩の関所跡(十一文関)(熊野古道 大門坂)

新宮藩の関所跡(十一文関)(熊野古道 大門坂)

 

さらにその近くには関所の遺構が残されている。

関所の遺構 石造の流し台 石造の石船(熊野古道 大門坂)

関所の遺構 石造の流し台 石造の石船(熊野古道 大門坂)

 

さらに石階の先の鳥居をくぐると

振ヶ瀬橋付近の鳥居(熊野古道 大門坂)

振ヶ瀬橋付近の鳥居(熊野古道 大門坂)

 

振ヶ瀬川に架かる振ヶ瀬橋にたどり着く。この橋が那智の聖域と俗域の境界となる場所のようだ。

振ヶ瀬川に架かる振ヶ瀬橋(熊野古道 大門坂)

振ヶ瀬川に架かる振ヶ瀬橋(熊野古道 大門坂)

 

振ヶ瀬橋を渡って聖域へ足を踏み入れた。近くに祈り石との説明がある鏡石がある。

鏡石 祈り石(熊野古道 大門坂)

鏡石 祈り石(熊野古道 大門坂)

 

その隣には大門坂茶屋があり、こちらでは平安衣装を借りることができるそうだ。

大門坂茶屋(熊野古道 大門坂)

大門坂茶屋(熊野古道 大門坂)

 

記念写真を撮ることもなく

大門坂茶屋付近(熊野古道 大門坂)

大門坂茶屋付近(熊野古道 大門坂)

 

【大門坂】

夫婦杉の間を通り抜けた。ここから大門坂だろうか。

夫婦杉(熊野古道 大門坂)

夫婦杉(熊野古道 大門坂)

 

夫婦杉(熊野古道 大門坂)

夫婦杉(熊野古道 大門坂)

 

どれだけの人がこの石畳を踏んだのだろうか?

夫婦杉付近の石畳(熊野古道 大門坂)

夫婦杉付近の石畳(熊野古道 大門坂)

 

そんなことを考えながら・・・。しばらく進むと右手に大きな石を見つけた。

多富気王子付近(熊野古道 大門坂)

多富気王子付近(熊野古道 大門坂)

 

ここが九十九王子最後の多富気王子跡だった。

多富気王子(熊野古道 大門坂)

多富気王子(熊野古道 大門坂)

 

なお、多富気王子の脇には庚申さんがまつられている。

多富気王子付近の庚申(熊野古道 大門坂)

多富気王子付近の庚申(熊野古道 大門坂)

 

大門坂へ戻るとさらに上を目指した。

熊野古道 大門坂

熊野古道 大門坂

 

ウロの中が黒く煤けた木、何が起きたのだろう?

熊野古道 大門坂にて

熊野古道 大門坂にて

 

さらに「告 入山心得」。

告 入山心得(熊野古道 大門坂)

告 入山心得(熊野古道 大門坂)

 

視界が開けたと思ったら、まだまだ序の口で大門坂がつづら折れの県道46号と唯一接する場所だった。

県道46号との近接点(熊野古道 大門坂)

県道46号との近接点(熊野古道 大門坂)

 

そこにはこんな案内板。

「←夫婦杉・・、熊野那智大社→」の案内板

「←夫婦杉・・、熊野那智大社→」の案内板

 

【キタヰの妻】はナンバ歩きで登っていた。(翌日は全く疲れもなかったそうだ。ナンバ最高だと)

足元注意看板(熊野古道 大門坂)

足元注意看板(熊野古道 大門坂)

 

熊野古道 大門坂

熊野古道 大門坂

 

熊野古道 大門坂にて

熊野古道 大門坂にて

 

ここは十一文関跡。

十一文関跡(熊野古道 大門坂)

十一文関跡(熊野古道 大門坂)

 

「唐斗石」の標石があったのでパチリ。右側に横たわる「唐斗石」自体を撮り忘れた。

熊野古道 大門坂にて

熊野古道 大門坂にて

 

この石畳に敷かれている石は大きさも異なれば石の種類も異なる?

熊野古道 大門坂にて

熊野古道 大門坂にて

 

平坦な場所はなく、とにかく登る、登る。

熊野古道 大門坂

熊野古道 大門坂

 

熊野古道 大門坂にて

熊野古道 大門坂にて

 

そして、視線の先が明るくなったころ

熊野古道 大門坂

熊野古道 大門坂

 

ついに大門坂の頂上へたどり着いた。

熊野古道 大門坂

熊野古道 大門坂

 

【大門跡】

坂を登り切るとその前には空間が広がる。(夫婦杉からここまで約20分)

この場所が大門坂の名前の由来となった大門跡とのこと。

熊野古道 大門跡

熊野古道 大門跡

 

「右巡礼道」の道標に従い

右巡礼道の道標(熊野古道 大門跡付近)

右巡礼道の道標(熊野古道 大門跡付近)

 

さらにこの→にも従う。

右巡礼道道標付近の案内板(熊野古道 大門跡付近)

右巡礼道道標付近の案内板(熊野古道 大門跡付近)

 

先の階段までの途中にこんな石が敷かれている。

旧史跡清明橋の石材(大門跡〜那智大社参道入口)

旧史跡清明橋の石材(大門跡〜那智大社参道入口)

 

ここには次の説明板が立てられていた。

旧史跡清明橋の石材(路面上)
第六十五代花山天皇(正暦三年、990年頃)が那智山大滝の山中で千日御参籠苦行の際。お供した安倍晴明(陰陽家)がこの近くに庵をむすび、庵を、清明堂、庵に近い橋を清明橋と呼んでいた。
昭和45年9月熊野交通株式会社が駐車所を設けたため地形が変わり橋材をここに移したものである。
古い橋は、長さ3間、巾9尺、擬宝珠つきの橋であったが、この石材の橋は、江戸時代の仮橋であった。前方、「右巡礼道」の道標から、左上に上る道は、御幸道であったという。
昭和45年9月吉日
那智山区
那智勝浦町教育委員会
熊野交通株式会社

 

先の階段を進むとその右側には雨水の階段も準備されている。

大門跡〜那智大社参道入口

大門跡〜那智大社参道入口

 

階段を進むと車道へ合流する。県道46号を走れば車でここまでも来れるようだ。

大門跡〜那智大社参道入口

大門跡〜那智大社参道入口

 

こちらが「那智大社・青岸渡寺」への参道入口。

「那智大社・青岸渡寺 ←参道入口」の案内板

「那智大社・青岸渡寺 ←参道入口」の案内板

 

道標にもあるように「那智山参道」である。

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)

 

参道である階段を進むとシャッターに扇祭(那智の火祭り)が描かれていた。

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)

 

大門坂駐車場から大門坂を登りさらに高度を稼いだ成果がここにあった。駐車場は遥かに下方だろう。

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)からの眺望

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)からの眺望

 

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)からの眺望

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)からの眺望

 

参道の階段をさらに進むとここにも「告 入山心得」。

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)にて

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)にて

 

木像はリアリティがある。

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)にて

那智山参道(那智大社・青岸渡寺)にて

 

【熊野那智大社】

ついに熊野那智大社の鳥居へ到着した。(夫婦杉からここまで約35分)

最初の鳥居(熊野那智大社)

最初の鳥居(熊野那智大社)

 

鳥居の先の手水舎で手水を受けると

手水舎(熊野那智大社)

手水舎(熊野那智大社)

 

この柄杓がかなり重かった。

手水舎にて(熊野那智大社)

手水舎にて(熊野那智大社)

 

さらに参道を進むと最後の石階を登った。

石階上の鳥居(熊野那智大社)

石階上の鳥居(熊野那智大社)

 

鳥居をくぐり抜けると視線の左側には二枚の的が用意されていた。これらの的は節分祭での弓による祓いのためのものだった。

節分祭での弓による祓いの準備(熊野那智大社)

節分祭での弓による祓いの準備(熊野那智大社)

 

的を背にして拝殿方向を眺めると熊野那智大社の拝殿には簀屋根が掛けられていた。拝殿は改修されていた。神社で初めて護摩木を奉納すると工事中の拝殿にてお参り。

宝物殿と改修工事中の拝殿(熊野那智大社)

宝物殿と改修工事中の拝殿(熊野那智大社)

 

拝殿の左側にある御縣彦社では八咫烏がまつられている。

御縣彦社(熊野那智大社)

御縣彦社(熊野那智大社)

 

こちらの光景を目に焼き付けた後、この階段は下らずに

石階上の鳥居(熊野那智大社)

石階上の鳥居(熊野那智大社)

 

こんな風景を眺めながら拝殿の裏へと向かった。

熊野那智大社からの眺望

熊野那智大社からの眺望

 

こちらの門の先には青岸渡寺が隣接している。

熊野那智大社から青岸渡寺へ

熊野那智大社から青岸渡寺へ

 

【青岸渡寺】

青岸渡寺にもお参りしてから那智御瀧も目指す。

青岸渡寺

青岸渡寺

 

青岸渡寺付近から三重塔と那智御瀧を遠望した後

青岸渡寺付近から望む三重塔と那智御瀧

青岸渡寺付近から望む三重塔と那智御瀧

 

熊野古道 大雲取越えの入口を確認した。いつかは熊野三山を歩いて巡りたいものだ。

熊野古道 大雲取入口

熊野古道 大雲取入口

 

案内に従って那智大滝(御瀧)方向へ進むと

「←那智大滝・三重ノ塔→」の案内板

「←那智大滝・三重ノ塔→」の案内板

 

青岸渡寺の三重塔が近づいて来たので三重塔と那智御瀧をパチリ。

青岸渡寺三重塔と那智御瀧

青岸渡寺三重塔と那智御瀧

 

三重塔を後にすると坂道を下った。すると道路と直交する階段が現れた。

「←那智大滝・三重ノ塔→」の案内板

「←那智大滝・三重ノ塔→」の案内板

 

左方向へ石階を下るとこの広場に至る。ここは那智御瀧の遙拝所のようで

那智御瀧の遙拝所

那智御瀧の遙拝所

 

残された礎石は往古の建物を想像させてくれる。

往古の建物跡の礎石(那智御瀧の遙拝所付近)

往古の建物跡の礎石(那智御瀧の遙拝所付近)

 

遙拝所を後にさらに石段を下った。

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段

 

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段

 

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段にて

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段にて

 

こちらの石段を下れば往時を訪ねた気分になった。

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段

那智御瀧の遙拝所から「那智の滝前(熊野交通)」バス停へと続く石段

 

しかしそんな気分もこちらの看板で一気に現実に引き戻された。

参拝道案内(那智山商店街付近)

参拝道案内(那智山商店街付近)

 

このまま那智御瀧まで下るものだと思っていたが

那智山商店街越しに望む那智御瀧

那智山商店街越しに望む那智御瀧

 

一度こんな場所にたどり着いた。ここには商店街があり、那智の滝前(熊野交通)のバス停がある。

「那智の滝前(熊野交通)」バス停

「那智の滝前(熊野交通)」バス停

 

ヘアピンカーブの先には鳥居が望めたので、その方向へ近づくと

飛瀧神社(熊野那智大社別宮)の参道入口付近

飛瀧神社(熊野那智大社別宮)の参道入口付近

 

【飛瀧神社・那智御瀧】

こちらが那智御瀧を御神体とする飛瀧神社(熊野那智大社 別宮)の参道入口だった。

参道入口付近の鳥居(飛瀧神社)

参道入口付近の鳥居(飛瀧神社)

 

鳥居をくぐると右側通行の参道(石階)を下った。

参道入口付近の鳥居(飛瀧神社)

参道入口付近の鳥居(飛瀧神社)

 

そして待望の那智御瀧にてお参り。

那智御瀧

那智御瀧

 

以前、TVで張り替えの神事を観たことがある御瀧の注連縄を眺めた。

那智御瀧

那智御瀧

 

以上で本日の2つめの目的も達成できた。

 

後は大門坂駐車場まで戻るのみ。飛瀧神社の参道を戻ると

飛瀧神社の参道

飛瀧神社の参道

 

ここからどのルートを採るべきか悩んだが、距離が長い県道を歩くよりも大門坂を下った方が早いだろうとの結論となり

那智山商店街越しに望む那智御瀧

那智山商店街越しに望む那智御瀧

 

道路の半分が崩落して工事中の

「那智の滝前」バス停〜那智大社参道入口

「那智の滝前」バス停〜那智大社参道入口

 

県道46号を大門坂駐車場ではなく、大門跡の方へ向かった。

「那智の滝前」バス停〜那智大社参道入口

「那智の滝前」バス停〜那智大社参道入口

 

その途中で、こんな門に出くわした。

「那智の滝前」バス停〜那智大社参道入口

「那智の滝前」バス停〜那智大社参道入口

 

振り返ると那智御瀧が小さくなり、今でも見送ってくれていた。

振り返って那智御瀧の遠望

振り返って那智御瀧の遠望

 

行きに通った場所まで戻るとここからは

熊野古道 大門坂への案内板

熊野古道 大門坂への案内板

 

あの大門坂を一気に下った。

熊野古道 大門坂

熊野古道 大門坂

 

大門坂茶屋付近まで下ると石畳の様相の違いが・・・。

大門坂茶屋付近(熊野古道 大門坂)

大門坂茶屋付近(熊野古道 大門坂)

 

後は大門駐車場まで2〜3分。余裕が出てきたのだろう、こんな写真を撮っていた。

電柱に取り付けられた「那智105」「那智25」の識別標

電柱に取り付けられた「那智105」「那智25」の識別標

 

県道46号へ合流すると駐車場まで戻り帰途についた。

県道46号と大門坂への分岐付近(那智勝浦町那智山)

県道46号と大門坂への分岐付近(那智勝浦町那智山)

 

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