2018年05月26日(土) 御造替による御遷座を終えた津布良神社(皇大神宮 末社) (車、徒歩)
津布良神社(皇大神宮 末社)は御造替の後、5月24日に遷座祭、その翌日(25日)には大御饌の儀、奉幣の儀が斎行された。
御遷座を終えると古殿は速やかに撤去されてしまうため、本日に撤去される可能性がある。すると新殿と古殿が並立するのを目にできる機会は本日の早朝のみかも?、
そんな思いに駆られて早朝に訪れた。
通い慣れた石階を進むと
その上段からは予想通り、古殿と新殿の並立が望めた。(杉の葉の香りが漂っているように感じ、違和感を覚えたが新殿に惹かれて・・・)
御遷座を終えた新殿へ向かうとまずはお参り。
鳥居をくぐるとその先には御塩が残されていた。
この後、古殿は速やかに撤去されてしまうかもしれないので、並立の様子をパチリ、パチリ・・。
祓所へ移動するとここにも祭典の名残があり、
その脇にある石段の上にも
御塩や切紙が残されていた。
さらに、その右手には杉の葉を束ねたものが数個残されていた。
多数の葉がしっかりと束ねられていた。
また、別の場所にはバラバラになっているものも。
さらに石段を背にして反対側を望むと
そこにも同様のものが数個、残されていた。
これらは何なのか? 不思議に思いSNSで尋ねたところ知人らからそれらしい回答(正解だと思う)が得られた。
それは、手水の際に手から流れ落ちた水を受け止めるための杉の葉だったのだろうと。言われてみれば、その光景を思い出した。ここで使用された杉の葉が自然へと返されたのだろう。
【参考】 御戸祭(月讀宮、月讀荒御魂宮) 2014年10月04日
また、こんなところにも
御塩が残されていた。
御遷座を終えた津布良神社(皇大神宮 末社)を後にすると何語も何度も振り返った。
【2018年05月24日(木)】
なお、祭典当日の早朝にも訪れていたのでその時の状況も記録として残しておこう。
平日であったため、朝の5時台での早朝参拝となった。
定の立札の脇に置かれている
手水石の水は透明になっていた。(昨日の雨のおかげか、それとも誰かが入れ替えたのか?)
石階を進むと
祓所の上にもテント、
さらには新旧の両殿の前、さらには新殿の前にも建てられていた。
この時は御遷座の前だったため・・・。
【津布良神社(皇大神宮 末社)の御遷座まで】
- 御造替が開始されていた津布良神社(皇大神宮 末社) 2018年04月07日
- 小型重機が姿を消した津布良神社(皇大神宮 末社) 2018年04月14日
- 再び姿を現した小型重機、津布良神社(皇大神宮 末社) 2018年04月21日
- 御造替が続けられる津布良神社(皇大神宮 末社) 2018年04月28日
- 御造替が続けられる津布良神社(皇大神宮 末社) 2018年05月05日
- 定の立札が新しくなり新しい殿舎が姿を現した津布良神社(皇大神宮 末社) 2018年05月19日
- 上棟祭に向け新しい正殿の屋根には雁股矢と鏑矢、津布良神社(皇大神宮 末社) 2018年05月22日