2018年04月07日(土) 御造替が開始されていた津布良神社(皇大神宮 末社) (車、徒歩)
伊勢神宮の広報誌である瑞垣の最新号(239)には、小松大宮司による「新年のご挨拶」の中で次の内容が紹介されていた。
五月には皇大神宮摂末社津布良神社の造替を予定しており・・・
昨年の5月に御遷座を終えた江神社(皇大神宮 摂社)の例でも分かるように、5月に遷座祭が催行される場合はゴールデンウィークを挟むため少し早めに準備が開始されるだろう。
【参考】
- 御造替が開始されていた江神社(皇大神宮 摂社) 2017年04月15日
少し早すぎるのかも知れないとは思いながらも、朝から津布良神社が鎮座する度会郡玉城町積良へと車を走らせた。(無断ではあるが路駐するよりは良いだろうと勝手に判断し)積良集会所の駐車場に車を駐めさせていただくと津布良神社へと歩き出した。
歩き慣れた坂道を進むと
こんなところに簡易トイレが設置されていた。(これで御造替が開始されたことに確信を得た。)
(私は参加できなかったが)2018年4月2日に実施された次のイベントで津布良神社を訪れているがその時には簀屋根は設置されていなかったようなので、4月3日から昨日(4月6日)までの間に設置されたのだろう。
【参考】
- 斎宮ほっつき歩き・番外編その9 民俗学の宝庫・外城田の積良 | 宮川ルネッサンス協議会ホームページ
手すりに沿って小道を上ると
社叢を左へ巻くようにしてこちらにたどり着く。
定の立札と社号票を確認してから石階を登った。
ワクワクしながら一歩一歩を進めると石階の上部に白いモノが・・・
視界が広がると白い簀屋根が私の目に入った。それは現在の殿舎の右隣りに設置されていた。
簀屋根に近づくとその手前にはシートが掛けられた小型重機が置かれていた。
先日、河原神社(豊受大神宮 摂社)で見かけたのモノは貳號機だったから、こちらは壹號機なのだろうか。
お参りを終えてからパチリ。この殿舎ともしばらくでサヨナラとなる。
御用材の搬入は先程の階段からでは大変そうだ。簀屋根の裏手に電動のクレーンを見かけたので、津布良神社を後にすると来た道を戻り、こちらの右側の道を進んだ。
この道は津布良神社の裏手に広がるため池へと通じる道である。
池の畔にたどり着くと
そこには鉄パイプが組まれていた。
これは御用材を吊り上げるために組まれたものだろう。
先ほど境内から見えていたのはこちらの電動クレーンだった。
津布良神社を後にすると2時間弱、周辺を散策し積良集会所まで戻ってきた。すると津布良神社付近には神宮司廳の軽トラなどが遠望できた。いよいよだ。