2018年07月14日(土) 烏帽子世古北端の建物も解体#4(伊勢市宮町) (徒歩)
ここは伊勢市宮町、烏帽子世古の北端にあたる。3週間ほど前に解体が開始された建物はすでにそのほとんどが姿を失っていた。
このようにかつての面影を偲ぶことは全くできない。
重厚な回収ボックスと
強力そうな掴み装置。積み重ねた長〜い時間が、簡単にかつ速やかに無かったことになってしまう。
唯一残された箱階段を眺めながら・・・、来週にはすべてが無くなるのだろう。
この土塀も最初から無かったかのように姿を消す。
さまざまな要因で消え去るモノは多い。
彼らが積み重ねた時をどこかに残せれば・・・
(今回の件では、知人がこの現場付近を通り掛かった際に襖を解体する作業を目にしたため、交渉の末に下張りのある多数の襖を譲り受けたとのこと。少しでも残せてヨカッタ。しかし、その襖の解体とその先の作業が待っている。)
【参考】
- 烏帽子世古北端の建物も解体(伊勢市宮町) 2018年06月24日
- 烏帽子世古北端の建物も解体#2(伊勢市宮町) 2018年06月30日
- 烏帽子世古北端の建物も解体#3(伊勢市宮町) 2018年07月08日