2018年08月04日(土) お伊勢さん125社まいり(内宮めぐり・五十鈴川めぐりの一部)他でのぶらり (車、徒歩)
本日は風日祈祭を拝観するために内宮を訪れる予定だったため、お伊勢さん125社まいり 内宮めぐりを実施するとともに先日のお伊勢さん125社まいり 五十鈴めぐり で巡り切れなかった宮社を巡った。
【参考】
- 水辺に沿ってお伊勢さん125社を巡りながら伊勢古市参宮街道資料館へ 2018年07月21日
実家に車を駐めると牛谷坂を下り、猿田彦神社の御神田にて頭を垂れる稲穂を確認すると
宇治浦田町交差点へ向かった。
交差点を右へ折れて御幸道路(国道23号)を進むと目立たない姫子橋を過ぎる。
宇治橋前ロータリーの奥にあるタクシーの待機場の奥へ進むとこちらには多数のお伊勢さん125社が鎮座している。その中央、宇治橋が見渡せる場所には
宇治橋の守り神である宇治橋鎮守神をまつる饗土橋姫神社が鎮座する。
その右手へと続く参道の先には
津長神社(皇大神宮 摂社)。新川神社・石井神社(ともに同末社)を同座する。
饗土橋姫神社の前まで戻り反対方向の参道を進む。林崎文庫と隣接する
高い石垣の上には大水神社(皇大神宮 摂社)。川相神社・熊淵神社(ともに同末社)を同座する。クスノキの大樹が印象的である。
各社でのお参りを済ませると駐車場を通り抜けて宇治橋前へ移動した。鳥居脇の祭典看板を確認してから鳥居をくぐると
参道を急いだ。急ぎながらも神苑にてパチリ。
手水を受けた後、瀧祭神を訪れると風日祈祭の準備を終えていた。
式年遷宮の際にしか使用されない川原祓所を右手に眺めながら
風日祈宮橋へ向かった。その途中で新しい発見があったが、そのことは別の記事で紹介する、
なお、風日祈宮にてもすでに風日祈祭の準備を終えていた。
その後、風日祈祭を拝観したがその内容については別の記事で紹介する。(なお、125まいりと風日祈祭を拝観が入り混じっているため参拝順が前後することがある。)
風日祈祭の拝観を終えると朝5時から斎行された外宮での風日祈祭も拝観したという知人とともに・・・
御正宮への石階を登り切ると板垣南御門の手前右側にある石畳に鎮座する屋乃波比伎神にお参り。さらに御門をくぐると御正宮にお参り。
先ほど紹介した知人は神宮探検隊員X(isejingu125yashiro)としてInstagramに多数の写真を投稿している。Instagramはアカウントを持っていなくても見ることができるようなので紹介しておこう。コメントを拝見するとかなり勉強になる。
【参考】
- 神宮探検隊員X(isejingu125yashiro) | Instagram
彼は歩きながら、豊富な知識から・・・
「(籾種石付近にある)この石列は遷御の際に太玉串を受け取る玉串行事所で・・・」
などと教えてもらった。御稲御倉にてお参りを終えた後
外幣殿の脇で御正宮板垣の北西角を折れると、彼はここで立ち止まり興玉神と宮比神に遥拝していた。しかも二度、興玉神、宮比神それぞれに。正宮をお参りする際にこれらの石神さんをまとめて遥拝したとして125社まいりを済ませている私とは大違いだ。他者と巡るとこのようにさまざまな刺激をいただける。時には必要だと実感することしきり。
さらに荒祭宮への石階を下ると「古い地図を見ると荒祭宮の左右に別宮遥拝所があった。」とも。不勉強な私にはさらなる刺激が・・・(グサグサ)。
荒祭宮から別の参道を戻ると御酒殿神・由貴御倉神にもお参り。
四至神にはこだわりがあると彼は言う。
御池に立ち寄ると「台風の後には滝のような流れを見た」など、神宮フリークぶりが・・・。
人影が多い外御厩を眺めるとそこには「草新号」の姿があった。
その後、近道をして大山祗神社・子安神社へ向かった。立札が新しくなった?
久しぶりに訪れた感覚だ。
大山祗神社・子安神社へのお参りを終えると残念ながら私達は別行動となった。
私は、伊勢 陸上競技場を経由して宇治山田神社へ向かおうとしていたが、神宮司廳を通り抜けた先の道標であることを思いだした。(ここからの寄り道は別の記事で紹介することとしよう。)
寄り道を終えると山口祭の祭場となる敷地の隅に残されている磐座を拝んだ。
その場を後にするとインターハイで通行規制がかかっている道を進んだ。「歩行者は自由だ!」
このトンネルで伊勢道路をくぐるとその先は多数の選手たちで賑わっていた。
インターハイ「2018 彩る感動 東海総体」が開催されている伊勢 陸上競技場にてパチリ。メインスタンドは観客で埋め尽くされていた。
しばらく反対側のスタンドにて観戦。
お昼が近づいて来たのでここから望める興玉森を目指して歩き始めた。
陸上競技場を後にすると体育館付近をぶらぶらしてから御側橋を渡った。
御側橋はインターハイに合わせて新しくなると思っていたが古いまま。(なぜに?)
【参考】
- 架け替え工事が開始されていた御側橋(五十鈴川) 2017年05月05日
新しい御側橋のことは不明なまま、鼓ヶ岳を遠望してからこの場を後にした。
民家の間の小道を進むと目の前には、こらから訪れる宇治山田神社(皇大神宮 摂社)が鎮座する興玉森、広角のレンズにも入りきらないほどに近づいていた。
興玉森を左方向へ巻くように進むと民家の間に細い道がある。2〜3m先へ進むと隠れるように社号標が立っている。
その小道を進むと定の立札の先で急な階段のなる。
階段を上り切ると苔に覆われて緑の絨毯が広がっている。苔を踏まずには進めないため優しい足取りで・・・
お参りを終えると「誰?」かを見つけた。
この後、中村公民館の前の道へ出て月讀宮を目指したが途中で寄り道。中村公民館前に建つ両宮千日参詣の碑と火防神 秋葉神社のパチリ。
国道23号の月読宮前交差点では月讀宮を目の前にして赤信号となった。ちょうど12時過ぎ。いつもならおにぎり2個を歩きながら・・・となるのだが、内宮での参拝にしても今日はいつもとペースが異なった。近くにあるつきよみ食堂には入ったことがなかったので、珍しく腰を据えて昼食をとることになった。
塩を使ったあっさり味のカツ丼「潮香都丼(しおかつどん)」があったので、それを食べながらつきよみ食堂から望む月讀宮を眺めた。
久しぶりにゆったりとした昼食を終えると先の交差点で国道23号を横断した。月讀宮を訪れる前にその入口付近にあるこの場所に立ち寄った。
多数の石(山神?)が並べられ、カップ酒とその蓋には御塩が供えられていた。
お供えする方を想像しながらこの場を後にすると月讀宮の参道を進んだ。
手水舎にて心身を清めると
見慣れた立札を眺め、そこに示された順にて
お参りした。
先の参道を戻ると参道脇、石積みの上に社殿が望める。
先にくぐった鳥居の手前にある石階を進むと
こちらが葭原神社(皇大神宮 末社)。
以上で本日のめぐり予定は終了となったので
御幸道路へと通じる参道を進んだ。
月をまつる宮にて太陽のエネルギーを感じながら参道を進むと
知らぬ間に御幸道路へたどり着いた。
この後は実家まで戻ったのだが、その途中で・・・
先日はお疲れ様でした。
一緒に色々回れて楽しかったです。
また記事でご紹介まで頂きありがとうございます。
神宮巡々に掲載されてる記事を
勉強のためにずっと見せて頂いてたので
記事で自分が出てきた事に感無量です。
今後とも宜しくお願いします。
神宮探検隊員X さん
コメント承認が遅くなりスミマセン。
私も時々Instagramを拝見しています。
こちらこそその解説やコメントで勉強させていただいています。
今後ともよろしくお願いします。
では、また、