2018年08月11日(土) 久具都比賣神社からはバスで岩出城跡を眺めながら・・・ (バス、徒歩)
久具都比賣神社まで歩いたがパワーを使い果たしてしまったので帰路を歩くことは断念し、路線バスに乗ることにした。疲れただけでバスを利用しては自分にとって残念な状態になってしまうので、別にふたつの理由をこじつけた。
その理由は次の通り、とちらも初体験なので理由としては最適だ。
- 宮川左岸の堤防道路より岩出城跡を眺める。
- 普段は歩いている伊勢市内をバスから眺める。
これでバスに乗る正当(?)な理由ができあがった。
これらの目的を達成するため、終点である伊勢市駅まで乗車することにした。最悪な状況を想定して準備しておいた時刻表を確認すると13時39分に度会団地前だった。
久具都比賣神社を後にすると上流側に架かる久具都比売橋を渡った。
宮川を渡り終える直前で振り返ると久具都比賣神社の社叢を遠望。
橋を渡り左へ折れると目の前にはこちらのバス停が現れる。しかし、こちら側は注連指方向で、これから向かう伊勢市駅とは逆方向である。伊勢市駅への進行方向にバス停を探したが見つからない。
少し不安になりながら注連指方向にしばらく歩くとこちらのバス停を見つけた。まさにこれが探していたバス停だった。車では何度も走っているがバス停の位置を確認していないことが明らかになった。
バスの到着までは10分余りあったがワクワクしながらバスを待った。(ほとんどバスに乗る機会がないので、この路線も初体験。)
定刻になるとバスが到着した。(この正確性は、The日本だ!)
整理券を引き抜きながらバスに乗車すると乗客は誰もいない。しばし貸切状態だった。その後、男女各1名が乗車し伊勢市駅で降車したのは私を含めて3名だった。(採算合うのかなぁ?)
私が乗車しバスが走りだすと久具都比売橋を通り過ぎた。
その後、度会町役場を経由しゆったりと大きな車体を揺らしながら・・・
乗降客のいない岩出のバス停を過ぎると
左手には岩出城跡が遠望された。
まさにこの先、
坂道を上れば、岩出城跡開墾碑が建てられている場所だった。
【参考】 「宮川流域の遺跡を歩く」を携えて訪れた岩出城跡および岩出城下町跡 2018年02月24日
岩出城跡を過ぎると堤防道路を度会橋まで・・・。
度会橋西詰で右折して宮川を越えれば、その先は私がいつもウロウロと歩いている場所だ。視線の高い車窓から眺めるのも新鮮で楽しい。歩いていればお参りするはずの八劔稲荷大明神も流れるように走り過ぎた。
歩きとは異なり自由にならない新鮮さにもワクワクする。
曽禰町交番、
尼辻バス停、
伊勢銀座新道商店街入口、各所・・・
JR参宮線 桜新道踏切を過ぎればほどなく
伊勢市駅に到着した。14時10分頃、乗車から約30分で610円のバス乗車だった。
バスを降りてからは歩いて帰宅となったが、その途中で先日見かけた豊川の分流が気になってしまった。その流れを追いかけると
JR参宮線の線路下へと
流れ込んでいた。
さらにその流れを予測して追いかけると
近鉄の線路下をくぐり伊勢パールピアホテルの脇へ出た。
それがここ。この場所で清川に合流している。この場所については以前に参加したブラッチェiseミニツアーで知っていた。次は、先ほどの流れの上流側を追いかけるしかない。暗渠をいかに追跡できるか? それが問題だ。
【参考】
- ブラッチェiseミニツアー パイロット版 勢田川トレイル〜中流域編〜 2日目 2016年06月26日
豊川の分流が清川に合流する地点を後にすると八間道路に戻った。
いつもなら気にならない場所がなぜか???
見上げるとこの鉄製の高さ制限枠がボコボコに変形していた。この枠のおかげでこの先にある近鉄の高架は被害を免れているのだろう。これが無ければ・・・
その後、船江上社に立ち寄ると
河原淵神社(豊受大神宮 摂社)および
船江上社にお参りしてから帰宅した。
今日も充実した一日だった。