2018年08月18日(土) かなり傷んでいる外側の御垣、御食神社(豊受大神宮 摂社) (徒歩)
勢田川・五十鈴川・朝熊川・一宇田川ほかのぶらぶら にて勢田川に架かる一色大橋を渡る前に訪れたのは御食神社(豊受大神宮 摂社)。こちらはお伊勢さん125社であるが地元 神社港の産土神でもあるため他の摂社・末社とは雰囲気が異なる。境内地には池があれば
井戸(辰の井)もある。年始の初辰の日にはこの辰の井から組み上げられた御水が授与されるため、地元の方々で賑わう。
【参考】 辰の井に関連する過去の記事はこちら
- 初辰の辰の井(御食神社) 2012年01月08日
- お白石持行事 浦田からの内宮奉献(7/28) 2013年07月28日
このように地元に根付いている御食神社には他の摂社・末社では見られない特長が他にもある。
それは玉垣の外側にさらに御垣が設置されていることだ。
御垣が二重になっているのだからその御門も二段階となっている。
内側の玉垣と殿舎については他の摂社・末社と同様で神宮により造営されるが、外側の御垣は地元で設置したと聞く。
二重に囲われた構造としては立派なのだが、外側の御垣は傷みがかなり激しくなっている。
過去の実績によれば 御食神社の大修繕は 2021年6月〜7月と予想できるが、この御垣はあと3年も保たないかもしれない。モノは作るよりも維持することの方が大変だ。
【参考】