2018年11月14日(水) 上棟祭の朝、新しい正殿の屋根に雁股矢と鏑矢、宇治山田神社(皇大神宮 摂社) (車、徒歩)
新御敷地への殿舎の御造替を終え、御遷座を待つ宇治山田神社(皇大神宮 摂社)。大修繕ではなく御造替の場合は御遷座の前日に上棟祭が斎行される。
上棟祭に際しては、新しい正殿の屋根に雁股矢と鏑矢が上げられる。摂社および末社での御造替は40年に一度(その間、20年目には大修繕)となるため、雁股矢および鏑矢を目にすることができるのは40年に一度のこととなる。この貴重な機会となる上棟祭の朝、宇治山田神社(皇大神宮 摂社)を訪れた。
いつものように参道を進むと
石階の手前、左手には周囲をシートで囲われたテントが準備されていた。
さらに石階の先には雨儀廊のテントが望めた。
石階を進むと手前のテントは拝観席だろうか。
現在の殿舎にてお参りを終えると
新しい正殿の屋根に上げられた雁股矢と鏑矢を注視した。
先ほどまで山の端に隠れていた太陽が顔を出し始め、その日差しは急速に勢いを増した。
再び、雁股矢・鏑矢を眺めると
正殿の屋根は眩しいほどになっていた。
出勤前、この場にかなり佇んでしまった。
私が宇治山田神社を後にする頃、太陽はさらに輝きを増し
先ほどは薄暗かった石階も眩しいほどになっていた。
参道を戻ると
ここにずっといたい気持ちを抑え、出勤の途についた。
【宇治山田神社(皇大神宮 摂社)の御遷座まで】
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