2019年03月12日(火) 小工の技を再確認した河原神社(豊受大神宮 摂社) (徒歩)
散歩にて臥竜梅公園へ向かう途中で、河原神社(豊受大神宮 摂社)の社叢を遠望していた。
そのためだろうか、臥竜梅公園からの帰り道に河原神社に立ち寄っていた。
入口にてまだまだ新しい制札(定書)を見上げると社叢へ。
いつもと変らぬ雰囲気の参道を進むとまずはお参り。
【キタヰの妻】も同行していたので、玉垣御門の内側に賽銭を受けるための折敷が置かれていることを伝えた。
さらに玉垣の連子板が和釘で打たれていることも。
なお、これは伝えなかったが、大修繕の前には古殿地の中心に置かれていた石が
今は両敷地の奥へと置かれたままになっている。この石は永遠に戻されることはないのだろうか?
この石の居場所だけは私の「河原神社モヤモヤ」の原因となっている。
2018年04月05日 時点
【参考】 あの石は戻ってこないの?、河原神社(豊受大神宮 摂社) 2018年08月18日
私がいつものようにモヤモヤしていると、【キタヰの妻】が鳥居を撫でながら「ツルツル!」と言い、驚嘆する声に・・・
その驚嘆は、鳥居や玉垣御門の御用材に埋め込まれた様々な形状の木片に対するものだった。
これらは節穴などに埋め込まれたものだろうが、寸分も違わず木目等も考慮され見事に加工されていた。
今までもこれら、小工の技に感心することはあったが、ここまで細部をじっくりと眺めたことは無かった。
驚嘆の声に誘われて注視すれば、その素晴らしさは深みを増していった。
見れば見るほどに惹き付けられるのである。
さらに各宮社の魅どころが増えるのであった。