2019年05月01日(水) 神御衣奉織始祭(神服織機殿神社)2019年05月 (車、徒歩)
伊勢神宮では毎年5月14日と10月14日の両日、皇大神宮および荒祭宮において神御衣祭が斎行され、神さまの衣である神御衣(かんみそ)が御縫糸、御針などの御料とともにお供えされる。神御衣は和妙(絹)と荒妙(麻)であり、和妙は神服織機殿神社の八尋殿にて、荒妙は神麻続機殿神社の八尋殿にて奉織される。
奉織を始めるにあたっては各朔日の朝、「清く美わしく奉織できますように」と祈念する神御衣奉織始祭が斎行される。本祭を終えると各八尋殿では地元の織子により奉織が進められ、13日には神御衣奉織鎮謝祭にて「滞りなく奉織できたことを感謝する」と、織り上げられた神御衣は内宮へと搬送され翌日には神御衣祭を迎える。
令和元年の始まりの5月1日にも神御衣奉織始祭が斎行された。いつもなら拝観者が多いのだが本日は令和の初日だからだろうか? 拝観者は片手で余るほどだった。
和妙(絹)が奉織される神服織機殿神社では、午前8時15分頃より開始。
神服織機殿神社での神御衣奉織始祭が終了した後、
神服織機殿神社を後にすると続いて神御衣奉織始祭が斎行される神麻続機殿神社へ向かった。
【神御衣、和妙の奉織開始(神服織機殿神社)】
神御衣奉織始祭を終えた神麻続機殿神社を後にすると再び神服織機殿神社へ戻った。
鳥居をくぐって参道を進むと
今から和妙の奉織が開始されるところだった。
しかし、この後「剣璽等承継の儀」が午前10時30分よりTV放送されるとのことだったので、奉織の開始を見ることなく神服織機殿神社を後にした。