2019年05月04日(土) 仁王門の修復とともに回廊の再建が開始された丹生山神宮寺(多気町丹生) (車、徒歩)
本日の最終目的地は丹生山神宮寺(多気町丹生)。こちらの仁王門および仁王像は修復中である。
【参考】
- 山門(仁王門)は大規模な修復工事に、丹生大師(丹生山神宮寺)(多気郡多気町丹生) 2017年10月28日
- 修復のために仁王門が姿を隠した丹生大師神宮寺(多気郡多気町丹生) 2018年02月10日
- 丹生山神宮寺の仁王門が気になり多気郡多気町丹生へ 2018年03月17日
- 神宮寺仁王門の調査報告会並びに講演会、丹生山神宮寺(多気郡多気町丹生) 2018年03月18日
- 地鎮祭を終えていた仁王門の修復工事、丹生山神宮寺(多気郡多気町丹生) 2018年04月14日
- ツアー前に丹生山神宮寺、丹生神社プチぶらり(多気郡多気町丹生) 2018年12月02日
その仁王門が4月20日に上棟を終えたと聞いていたので是非とも訪れたかったのだった。
上棟を終えた仁王門には簀屋根が掛けられていた。
完成(落慶法要)は10月20日(日)に予定されている。
簀屋根の外からでは現在の状況を全く望めないと諦めていたのだが、こんなところから・・・。敢えて覗けるように工事用シートに隙間が開けられているように思えた。
せっかくなのでパチリ。
また、シートの継ぎ目が大きく開いていた部分から眺めるとこんな様子だった。
池の中の藤棚を眺めてから
仁王門を背にして本堂、大師堂へとお参り。
大師堂への階段へ近づくとその脇にはコンクリートの基礎が作られていた。
以前、この場所には回廊が設置されていたが、2017年の台風21号により倒壊してしまっていた。
【参考】
- 残念ながら台風21号により倒壊した回廊、丹生大師(丹生山神宮寺)(多気郡多気町丹生) 2017年10月28日
階段へ近づくとそこには頑丈そうな階段状の基礎が設置されていた。
また、この部分も以前と同じように再建されるのだろうか。
お参りを終えてから階段を下る際にも新しい基礎に魅入ってしまった。
寺務所に所用があったため、回廊について確認したところ
回廊は、仁王門および仁王像の修復とともに再建され、先にも紹介した10月20日に落慶法要が実施されるそうだ。
心配していた回廊も再建されること知り、ホッとした。
寺務所前の庭から眺めると
池の中央の藤は人気者だ。
寺務所を後にすると修復中の仁王門の脇を通って帰ろうとした。その際
足場の上部を見上げると
瓦を葺く前の屋根を望むことができた。次回に訪れた時には瓦が葺かれていることだろう。
さて、次はいつに訪れることができるだろうか?
変化が楽しみだ。