2019年06月29日(土) 修復が進む仁王門では天に丸瓦・地に石板、回廊では屋根、丹生山神宮寺(多気郡多気町丹生) (車、徒歩)
本日は【キタヰの妻】と奥伊勢フォレストピアへランチ・ドライブに出かけたので、その途中で丹生山神宮寺に寄り道した。
前回の訪問が5月26日であり、仁王門修復と回廊再建の進捗が気になっていたので・・・
午前10時で、雨が落ちてきそうな曇り空。
ここから望む仁王門は覆屋が掛けら、変化は見つけられない。
参道へ進み振り返ると前回とは異なる箇所が多数。
まずは仁王門の地面には
石板が敷き詰められていた。足場の支柱は石板一枚分の内部に収まっているがこれは足場を組む際に意図的に位置決めしているのだろうか?
また、工事用フェンスの外側には石板を加工した端材が残されていた。
さらに、参道の脇には新たな石板がこのように待機していた。まだ、敷かれていない所が多いのだろう。
視線を上に向けると
屋根にはすでに平瓦が敷き詰められ
手前に立てられた足場には軒丸瓦が準備されていた。
また、参道の姿見の池側には丸瓦が山積みされていた。
次の屋根作業は丸瓦フ葺きとなるのだろう。
姿見の池に咲く睡蓮を愛でてから
姿見の池越しに修復中の仁王門を眺めた。「ああ、待ち遠しい。」
続いては護摩堂と鐘楼の間を進むと
その先には再建中の回廊が大師堂へと続いている。前回訪れたときは木組みだけであったが、すでに屋根が掛けられていた。
護摩堂との接続も近々だろう。
再建工事の進捗を確認しながら石階を進むと
大師堂にてお参り。
しばらくすると大師堂からの光景も一変するだろう。
回廊が完成するとこの風景は見られなくなるので貴重な一枚をパチリ。
丹生山神宮寺の各堂にてお参りを終えると
神宮寺に隣接する丹生神社を訪れ
お参りを終えると奥伊勢フォレストピアへ向かった。
【参考】
仁王門について
- 山門(仁王門)は大規模な修復工事に、丹生大師(丹生山神宮寺)(多気郡多気町丹生) 2017年10月28日
- 修復のために仁王門が姿を隠した丹生大師神宮寺(多気郡多気町丹生) 2018年02月10日
- 丹生山神宮寺の仁王門が気になり多気郡多気町丹生へ 2018年03月17日
- 神宮寺仁王門の調査報告会並びに講演会、丹生山神宮寺(多気郡多気町丹生) 2018年03月18日
- 地鎮祭を終えていた仁王門の修復工事、丹生山神宮寺(多気郡多気町丹生) 2018年04月14日
- ツアー前に丹生山神宮寺、丹生神社プチぶらり(多気郡多気町丹生) 2018年12月02日
回廊について
- 残念ながら台風21号により倒壊した回廊、丹生大師(丹生山神宮寺)(多気郡多気町丹生) 2017年10月28日
両者について
- 仁王門の修復とともに回廊の再建が開始された丹生山神宮寺(多気町丹生) 2019年05月04日
- 仁王門は屋根瓦が葺き始められ、回廊の再建も進む丹生山神宮寺(多気郡多気町丹生) 2019年05月26日