2019年08月10日(土) 穂豊かな神宮神田と周辺のお伊勢さん125社ほか(伊勢市楠部町) (車、徒歩)
自給自足を旨とする神宮では、祭典でお供えする御料米として神宮神田(伊勢市楠部町)において穂を得る。神宮神田で斎行される祭典・行事のなかでも神田下種祭(御料米の忌種[ゆだね]を神田に蒔く)および抜穂祭(御料米の穂を忌鎌で刈り初穂を抜き奉る)は重要視され、大宮司をはじめ多くの神職が参列する。
【参考】
- 神田下種祭(神宮神田) 2016年04月02日
- 抜穂祭(神宮神田) 2016年09月03日
- 抜穂祭(神宮神田)2017 +α 2017年09月02日
今年は9月7日(土)に抜穂祭が斎行される予定となっているが、この日は【丹敷戸畔の謎解明プロジェクト 都に続く縁の道を歩く〜さぁ!まいこましてこかぁ〜 纏めwalk】の神武天皇東征の道編 第三回に参加するため、私は抜穂祭の拝観が叶わない。
【参考】 神武天皇東征の道編 第二回はこちら
- 神武天皇東征の道編 第二回【湯谷峠登口〜七日市〜乙栗子〜波瀬(道の駅 波瀬駅)】(丹敷戸畔の謎解明プロジェクト 都に続く縁の道を歩く〜さぁ!まいこましてこかぁ〜 纏めwalk) 2019年06月22日
また、今年は神田下種祭および神田御田植初を拝観する機会を得ていなかったので、内宮を後にすると今年の稲穂を目にしておこうと神宮神田へ向かった。
五十鈴川に架かる五十鈴橋を渡ると
ほどなく神宮神田にたどり着く。
神宮神田は緑一色に染められていた。
黒木鳥居の場所へ向かうと
しばらく祭場を眺めていた。(幄舎にテント、祭典の様子が蘇る。作長の衣装が目に映える・・・)
すでに穂は豊かとなっていた。
四郷地区コミュニティセンターの前に立つとこのような感じで神宮神田を見渡すことができる。やはり、広い。
神宮神田を後にすると五十鈴川の畔に鎮座する地元の櫲樟尾神社にお参り。
続いては櫲樟尾神社の前の用水路の流れを遡る。この用水路は(五十鈴橋から五十鈴川の上流方向を眺めた)一枚目の写真の左端に写る水路から流れているのだろうか。(今度、確認しなくては・・・)
櫲樟尾神社のお隣に鎮座するお伊勢さん125社にもお参りした。こちらには、手前に宇治乃奴鬼神社(皇大神宮 末社)を同座する大土御祖神社(同摂社)、奥には葦立弖神社(同末社)を同座する国津御祖神社(同摂社)が・・・
大土御祖神社では、神宮神田での行事「神田御田植初」において各種の舞が奉納される。
【参考】
- 神田御田植初(神宮神田、大土御祖神社[皇大神宮 摂社]) 2018年05月12日