2020年01月05日(日) 新開橋(長野川)付近の石碑(?)は古い用水路に関するもの? (車、徒歩)
写真好学研究所の定例研究会に参加するために津市美里町三郷を訪れた。
研究会に参加する前にお気に入りの場所へ・・・
この先には長野川に架かる新開橋がある。
こちらが以前に伊賀街道を歩いた際に見つけたお気に入りの場所だ。
【参考】
- 伊賀街道歩き(津市美里町三郷〜津市西丸之内) 2019年09月16日
先ほどの曲がり角には
こんな石碑(?)が建てられている。その時から何だろうと疑問に思っていた。
偶然にも犬を散歩させていた男性が通りかかったので、この石碑について尋ねてみた。その男性によると
これはかなり前からある。以前はこの場所を用水が流れていたからその関係のものではないか? 用水には土砂や落ち葉が溜まり、今では川からポンプで汲み上げて太いホースで給水している。
とのことだった。
この角度から眺めると石碑の後方に用水跡を確認できる。(この写真では分かり難い)
また、石碑側から延びたホースは道路の溝を伝ってこちらへと立ち上げられている。
そして、以前の用水路の中を先へと続いていた。
なお、川沿いに作られた用水は今も健在でさらに下流を潤しているとのこと。
次回は用水の取水口を追いかけてみたいものだ。
用水は先人の苦労と工夫が詰まった遺物であり、とても興味深い。