2020年07月21日(火) 御塩浜での採鹹作業はいつから始まる?(伊勢市二見町西) (車、徒歩)
夏の土用がやって来ると五十鈴川の下流部右岸にある御塩浜では、御塩(堅塩)のもととなる鹹水を採取する採鹹作業が開始される。
【参考】
- 採鹹作業(御塩浜) 2012年07月19日
昨年は天候が不順で実質的には鹹水を採取できなかったと聞くが、
【参考】
- 御塩焼所での荒塩奉製(御塩焼き)、御塩殿神社(皇大神宮 所管社) 2019年07月30日
今年は梅雨がまだ開けず、しばらくは採鹹に適した天候が期待できない。
採鹹は大丈夫だろうか?と心配していたところ、昨日の神宮Facebookページでは
毎年7月下旬、お供えやお祓いに用いられる御塩(みしお)作りに必要な「鹹水(かんすい)」と呼ばれる高濃度の塩水を採取するための作業が、五十鈴川の河口近くの「御塩浜」で行われます。
この作業は昔ながらの「入浜式塩田法」によって行われますが、これには豊富な経験と高度な技術が必要であり、また強い日差しのもと砂浜の上で行われる大変過酷な作業でもあります。
と写真付きで、御塩浜での採鹹作業についての記事が掲載された。
そろそろ採鹹作業が開始されるのか?
まずは、今朝に御塩浜を訪れてみた。沼井はまだ形作られていなかった。
しかし黒木鳥居の前にはすでにテントが立てられている。
続いて、五十鈴川から御塩浜へと水を引くための御塩樋管へ向かう。
ここでいつも気になるのが。[御塩樋管]の下にある。
こちらの銘板。管理者は 神宮司廳 となっている。
樋管は堤防道路の下を通り
こちらへと続き、御塩浜を囲む水路へと。
しかし、こちらの扉は固く閉ざされていた。
今年はあの場所に多数の樽(鹹水を納めた)が並べられることを期待したい。
日差しが強く熱い 夏よ、来たれ!