2021年10月09日(土) 1年8ヶ月ぶりに参加した古文書の会(2021.10.09)@河邊七種神社社務所 (徒歩)
新型コロナウィルスはそろそろ終息するのか?
1年半以上、極力コロナを避ける生活を続けてきたが、そろそろウィズ・コロナ対応も必要か?
河邊七種神社社務所での古文書の会へ最後に参加したのは、昨年の2月だった。
- 古文書の会(2020.02.08)@伊勢河崎商人館 河崎文庫 2020年02月08日
休会が続いたが
- 今月も休会となった河邊七種神社古文書の会 2020年05月09日
その後、世話役の松本さんから何通ものはがきが届いた。
休会を告げるものが多かったが、中には開催を告げるものもあった。
しかし、私はコロナ環境での参加に踏み切れなかった。
ワクチン接種を済ませ、緊急事態宣言が解除されたこともあり、1年8ヶ月ぶりの参加となった。
河邊七種神社を訪れるのも久しぶり、古文書の会の皆さんに会うのも久しぶり。
今回のテキストは、2020年2月に読み始めた「明治三庚午年十一月 河邊神社 御造替諸事扣帳 河嵜町控所」だったが、私はかなり中抜けしていたので、かなり進んでいた。
今回の内容で興味深かったのはこの部分。
十一月二日 地曳
十一月六日 立柱
十一月七日 上棟
十一月十一日 遷御
とあるように、祭典が立て込んでいる。
地曳(地ならし)から 遷御までが10日間。御造替ならあり得ない速さ。
ちなみに、神宮の摂社末社御造替でも、御遷座に際しての祭典は非常に立て込んでいる。
摂社・末社の御遷座に関連した祭典は次の通りで
【参考】
すでに造替を終えてから鎮地祭等が斎行され、すべてが3日間で終えられる。
【遷御 前日】
鎮地祭
立柱祭
上棟祭【遷御 当日】
洗清 (※ おそらく当日?)
杵築祭
後鎮祭
川原大祓
御飾
遷御【遷御 翌日】
大御饌
奉幣
【参考】
- 諸祭儀の後、御遷座を終えた高河原神社(豊受大神宮 摂社) 2020年03月12日
- 昨夕に遷御を終え、大御饌・奉幣の儀を前にした打懸神社(豊受大神宮末社) 2015年10月10日
- 初めて拝観した所管社の遷宮諸祭儀(瀧原宮所管社 若宮神社、長由介神社ほか) 2014年11月08日
神社造替の記録を読んでいるとこんなことを考えてしまう。
比較できるのが面白い。
次回も続き。
3時間の勉強会を終えると外では日差しが強くなっていた。
やっと、ウィズ・コロナへの一歩を踏み出せた。