2018年02月12日(月) 神宮広報誌「瑞垣」239号に掲載された「摂末社御造営工事について」
神宮司庁広報室より配本していただいている神宮広報誌「瑞垣」。先日、最新号(239号、平成30年新春号)が届いていた。
封筒の封を切ったものの時間がなくでページを開いていなかったが、やっとページを開いてみると興味深い論文が多数掲載されていた。なかでも、神宮技師 近藤裕嗣さんによる「摂末社御造営工事について」を興味深く拝読した。
ここでは摂末社に関する御造営の対象や体制、建物の構造・規模、さらには御用材の調達方法、御造営工事の手順が解説されていた。
今後、摂末社の御造営および大修繕に際してはこのことを思い出しながら拝観しよう。
「瑞垣」は非売品であるが神宮司庁広報室に希望を伝えると配本していただける。まずは見本誌と振込用紙が届けられるため、送料を振り込むことにより指定回数(送料)分が配本される。
【参考】
- お知らせ 『瑞垣』239号を発行しました | 神宮 Ise Jingu
ただ読むだけであれば、伊勢市立伊勢図書館のふるさと文庫にて読むことは可能だし、伊勢河崎商人館では部数に限りがあるもののの最新の「瑞垣」が置かれ自由にいただける。
他にも入手方法があるのだろうが、神宮司庁に依頼する方法が確実でタイムリーだ。
また、239号には本論文以外にも「神宮式年遷宮御用材伐採斧入式」
【参考】
や「内宮建国寺について」、「高倉山の古墳とその石室」、「柳田国男と折口信夫の伊勢参宮(下)」など、興味深い論文が多数掲載されている。
変わらず、ご活躍されていることを喜んでおります。瑞垣の発行部数を知りたくて、ここに来てしまいました。令和元年初夏号に私の寄稿した「伊勢の路面電車」というのが掲載されています。ご拝読いただければ幸いです。宜しくお願いします。
秋田耕司 様
コメントありがとうございます。
瑞垣(令和元年初夏号)は本日到着し、いま手にしています。
「伊勢の路面電車」にさっと目を通したなかで「伊勢のチンチン電車は全国では珍しく右側通行であった。」の行は特に惹かれました。
熟読させていただきます。
今後ともよろしくお願いします。