2018年04月28日(土) 古びた折敷は以前から置かれていたのか?、河原神社(豊受大神宮 摂社) (徒歩)
早朝には仮殿の前に置かれていた折敷のおかげで、仮殿遷座祭が斎行されたことを知った。午前中に修繕のための簀屋根が設置されたかもしれないと考え、時間が空いた夕刻に河原神社を再訪した。夕日に照らされた社叢は朝とは全く表情を変えている。
参道を進むと仮殿前のテントは片付けられていたが、簀屋根は設置されていなかった。
仮殿へ近づくと
あの古びた折敷が姿を消していることに気づいた。「あれは、幻覚だったのか?」私は戸惑った。
しかし、お参りすると・・・。あの古びた折敷はこんなところへ移されていた。
なるほど。もしかすると仮殿御遷座を終えた古殿でもこのように折敷が置かれていたのか。それならなぜに古びているのかの説明がつく。他の神社でもこのような方式が採られているのだろうか?
この姿が見られるのは今日だけかも。修繕を終えた時には折敷が新しくなることを期待し、河原神社をあとにした。
【河原神社(豊受大神宮 摂社)、毛理神社(同末社)を同座 の御遷座まで】
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- 昨日に仮殿が建ち上がった河原神社(豊受大神宮 摂社) 2018年04月19日
- 本日の河原神社(豊受大神宮 摂社) 2018年04月21日
- 仮殿御遷座を終えたことを教えてくれた古びた折敷、河原神社(豊受大神宮 摂社) 2018年04月28日
今日は、毎日のように記事を楽しみにしています。
実は、こちらのブログで河原神社の仮殿ができたと知って伊射波神社に行くこともあり、4/27午前中に参拝いたしました。
その時、氏子の方たちでしょうか、神社内を清掃されており、午後に遷座があることをお話しされておりました。
氏子の方たちがいらしたので、あまりじろじろと見るのも憚れたのですが、当方が訪れた際、社殿の瑞垣の扉が開いており、偶然撮った写真に桟敷の一部が写っていました。
こういうものがあるなんて初めて知りました。
岡山原人さん、こんばんは
いつもご覧頂きありがとうございます。
ご覧になられたのは次のリンクにある長由介神社の後鎮祭で紹介したものでしょうか?
初めて拝観した所管社の遷宮諸祭儀(瀧原宮所管社 若宮神社、長由介神社ほか)
今後ともよろしくお願いします。
では、また、
誤字でした「桟敷」ではなく「折敷」でした。
岡山原人さん
仮殿遷座祭が執り行われる当日に折敷が河原神社(修繕前の正殿)の玉垣に置かれていたのであれば、私の想像が証明されました。
ありがとうございます。