2018年06月02日(土) 泊正徳さんの写真展、鳥羽の二ヶ所「鳥羽一番街」および「鳥羽大庄屋かどや」にて (車、徒歩)
鳥羽では泊正徳さんが二ヶ所「鳥羽一番街」と「鳥羽大庄屋かどや」で開催されていると聞いたので、駆け巡った。
最初に訪れたのは鳥羽一番街。(この写真では分からないが、3階中央の窓全面に貼られている海女の写真も泊さんが撮影したとのこと)
鳥羽駅から続く連絡通路で鳥羽一番街の2Fへ入ると通路を真っ直ぐに進む。すると左手にこの目立つポスターが呼び寄せてくれた。
泊正徳さんの「鳥羽・志摩の海女写真展」
場所: 鳥羽一番街 2F
日時: 2017年12月25日(月)~2018年12月31日(月)
現在 2期 4月1日(土)~9月30日(土)
料金: 無料
ホームページ: 鳥羽一番館(鳥羽・志摩の海女写真展)
鳥羽1番街では「鳥羽・志摩の海女写真展」を開催しております。
泊正德氏の作品と通して国の重要無形文化財に指定された「鳥羽・志摩の海女漁の技術」など海女文化をご紹介しております。
なお、こちらの案内には 泊正徳写真展 海女姿と記されていた。ここに展示された作品は購入することができるそうだ。
休憩スペースのギャラリーに展示された作品からは海女のおおらかな雰囲気と共にそれとは対照的な海水の粒や飛沫が繊細に表現されている。これらの写真を観覧していると海女のおおらかさは命掛けの裏返しなのだろうと思えてならない。
続いては、鳥羽市内をブラブラと巡りめぐった後に鳥羽大庄屋かどやへたどり着いた。
建物の壁に立て掛けられた案内がこちら。
泊正徳写真展「心のふるさと伊勢神宮」
場所: 鳥羽大庄屋かどや
期間: 2018年6月1日(金)〜17日(日)
休館: 火曜日
料金: 無料
ホームページ: かどや保存会伊勢志摩の美を撮り続けている写真家・泊正徳さんが神宮の神事や神域の四季の風景等を新緑や紅葉等神宮の美を伊勢和紙に印刷した写真展です。
引き戸をガラガラガラと開けるとその正面で一面の作品が迎えてくれる。
その他の作品は2階に展示されているため階段を注意深く登る。
泊さんは昼食に出ているとの事だったので、作品を眺めながら戻られるのを待っていた。
しばらくすると泊さんが帰って来られたので、撮影時の苦労話や展示方法などを聞かせていただいていたところ、またたく間に時間が過ぎすでに一時間半が経過していた。
各作品には苦労話やそれぞれの秘話、ストーリーがあるので、ぜひとも現地を訪れて泊さんに尋ねていただきたい。今回は自宅のプリンタにて伊勢和紙に印刷されたそうでその辺りのノウハウ等(画像の調整方法や滑面を使ったのか、粗面をつかったのかなどなど)についても教えていただけるだろう。
作品はゆったりと展示され、伊勢神宮の祭典や行事が和紙の柔らかに包み込まれていた。
私は展示方法にも興味があるのでその点を尋ねたところ、今回は3つのパターンを使用していて、ひとつはこのようにワイヤーを調整して長押に掛ける方法、
ほかには、床の間ではすでに打たれていた釘を利用し、その他金具(釘など)を打てない所ではイーゼルを立てた。これらの方法は調整が容易で展示にはほとんど時間は掛からなかったそうだ。
(※ 展示作品は泊さんの許可を得て撮影しています。)
泊さんにお礼を述べると出入口の引き戸をガラガラガラ。
出入口の脇に吊るされている御神杉を見つけると自宅の御神杉、さらに赤崎神社でのゆかた祭(6月22日)を思い出した。(御神杉はゆかた祭の当日に赤崎神社で授与されるのみだ。)この後、寄り道をしつつも最終的には赤崎神社を訪れた。
大庄屋かどやさん、以前一度
上がらせてもらったことがありますが
キレイに保存修復されていますネ。
この10日にでも伊勢に帰るので
庄屋さん、訪問したいと思います
大庄屋かどやさんは心地よい空間ですね。
つい、長居してしまう、長居してしまえます。
お楽しみください!