三吉稲荷神社に置かれた石柱の文字は「一本木鎮守」と読める?、世木神社(伊勢市吹上)

2018年06月23日(土) 三吉稲荷神社に置かれた石柱の文字は「一本木鎮守」と読める?、世木神社(伊勢市吹上) (車、徒歩)

久しぶりに名古屋へ向かうために伊勢市駅(JR側)を訪れたが、快速みえの発車時刻を間違えて早く着き過ぎた。十分に余裕ができたので最近まで変化の多かった駅前の世木神社にお参りすることにした。

【参考】

 

伊勢市駅前から世木神社の新しい殿舎を木々の間に眺めながら・・・

世木神社(伊勢市吹上)

世木神社(伊勢市吹上)

 

こちらの鳥居をくぐり手水を受けると

世木神社(伊勢市吹上)

世木神社(伊勢市吹上)

 

まずは奥に鎮座する世木神社にお参りすると、続いて手前の三吉稲荷神社の朱鳥居をくぐった。

三吉稲荷神社、世木神社(伊勢市吹上)

三吉稲荷神社、世木神社(伊勢市吹上)

 

「前回からは特に変化が無いな」と呟きながらお参りすると、誰かに呼ばれたような?

三吉稲荷神社、世木神社(伊勢市吹上)

三吉稲荷神社、世木神社(伊勢市吹上)

 

「誰、誰?」

世木神社と三吉稲荷神社(伊勢市吹上)

世木神社と三吉稲荷神社(伊勢市吹上)

 

私に呼びかけた主はこの石柱で、それは私への問いかけだった。「何て書いてあるでしょう?」

三吉稲荷神社に置かれた石柱の文字は「一本木鎮守」と読める?、世木神社(伊勢市吹上)

三吉稲荷神社に置かれた石柱の文字は「一本木鎮守」と読める?、世木神社(伊勢市吹上)

 

その場では読めずに持ち帰って、帰宅後にじっくり(読むでなく)眺めると「一本木鎮守」の文字が心眼で読み取れたようだ。画像加工してみたが「はい、正解!」とはならない。

三吉稲荷神社に置かれた石柱の文字は「一本木鎮守」と読める?、世木神社(伊勢市吹上)

三吉稲荷神社に置かれた石柱の文字は「一本木鎮守」と読める?、世木神社(伊勢市吹上)

 

ところで、「一本木鎮守」なんてあるのか、あったのかと疑問に思い「小祠比呂比(拾)」

【参考】

 

を読み返してみると ○吹上領 に次の内容が紹介されていた。(「一本木」と「鎭守」を朱書きとしたのは【キタヰ】)

○御屋敷稲荷(一本木ノ北二在リ)
此所ハ往古御奉行所公事御屋敷アリテ、公事日ニハ在竹村(今ハ有瀧村ト云)ノ御屋敷ヨリ御奉行所御出有テ、公事裁判シ玉ヘリトナリ、此稲荷ハ其公事屋敷地内ノ鎮守ナリ、寛永十三丙子年ニ有瀧村ヨリ小林村ヘ、今ノ御屋敷ヲ御引移アリシトキ、吹上ノ御屋敷ヲモ小林村ヘ御引取アリテ、此鎭守ノ稲荷モ今ノ御屋敷ヘ勘請シ玉フ、一本木ノ稲荷ハ其鎭守ノ旧蹟ナルヲ、後ニ寶殿ヲ造榮シテ今猶御屋敷稲荷ト祝ヒ祭レリ

 

この記述と先ほどの石柱との関係はいまだ確信は持てないので、三吉稲荷神社の詳細な由緒を含めさらなる調査が必要である。(社務所で尋ねるのが一番の近道か? でも近道は見落としが発生するかも・・・)

 

なお、残念なことだがここで紹介されている御屋敷稲荷は最近姿を消してしまった。

【参考】

 

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