2018年07月21日(土) 山田産土八社で残るは箕曲中松原神社(伊勢市岩渕) (徒歩)
先日の昼休みウォーキングで次の掲示を見かけた。
これは伊勢市船江に鎮座する船江上社の御神遷奉賛のお願いに関する掲示だった。どうやら4年後の2022年秋に式年の御神遷を計画しているようだ。
このように伊勢市内では伊勢神宮の御遷宮に前後して殿舎の造替、修繕が伊勢神宮と同じく20年周期の式年で執り行われる神社が多い。
この掲示から山田産土八社と称される神社(上社、坂社、藤社、今社、須原大社、世木神社、茜社、箕曲中松原神社)の御遷座について思い返した。藤社は坂社に同座されているため現状では七社となるが、箕曲中松原神社以外は次のようにすでに御神遷を終えていた。
【参考】 次の各リンクでは御神遷までの過程を複数の記事で紹介
- 若宮神社(瀧原宮所管社)の鳥居が下賜されていた上社(伊勢市辻久留) 2016年10月30日
- 御遷座を終え次の二十年・・・、坂社(伊勢市八日市場町) 2016年10月30日
- 今社の御神遷『川原大祓の儀、本殿遷座祭』(伊勢市宮町) 2016年11月12日
- 御遷座を終えてから初めてのお参り、須原大社(伊勢市一之木) 2017年10月28日
- 御遷座を終えた茜社・豊川茜稲荷神社・茜牛天神(伊勢市豊川町) 2017年11月25日
- 世木神社の御遷座、奉祝祭(伊勢市吹上) 2018年05月06日
箕曲中松原神社の状況が不明なので時々訪れているが、本日も古市からの帰り道、遠回りして訪れてみた。
以前にも紹介したように蕃塀の横板にはかなりの間隙が生じているが、現状としては特に変化は無さそうである。
【参考】
- 神様は伊勢うどんを食べたいの?、箕曲中松原神社(伊勢市岩渕) 2017年07月02日
なお、御神遷については他にも多数の神社で拝観しているので、その記事を総括しておこう。
【参考】 「御遷座」のタグが付けられた記事
それでは、紹介ついでに伊勢神宮の第62回神宮式年遷宮に関する記事の一覧はこちら
【参考】 「神宮式年遷宮」のタグが付けられた記事
神宮の式年遷宮にも増して、地域の小さな神社は式年で御神遷を執り行うのは大変なことである。
箕曲中松原神社の御神遷については時々状況を確認しつつ、静かに見守ろう。